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診断されること

例年になく暑かった今年の北海道の夏だが、
9月も半ばに入るとかなり過ごしやすくなった。


夏バテと疲れの回復が思うように進まず、
苛立ちと落ち込みを繰り返していたけれど、
少しずつ穏やかな気分に変わってきた。



職場の健診で、昨年と同じように胃と腸が
要精密検査の対象となった。
私は消化器系が弱いらしい。


精密検査では当然だが前日夜から当日の
飲食を制限されるので、暑さがおさまるまで
先延ばししていた。


先日は胃カメラを受けてきた。
結果は「がん・潰瘍なし」で、ほっとした。


昨年ピロリ菌の除菌に成功したけれど、乳幼児期に
感染して長年棲みついていた胃には菌が引き起こした
萎縮性胃炎が広がっている。


画像を見ながら説明を聞く。
ピロリ菌を除菌しても萎縮性胃炎は元には戻らない。


萎縮性胃炎がある限り、胃がんリスクは常人より
高いままだから定期的に検査を受けるしかない。




萎縮性胃炎に限らず、自分の弱点を知っておくことは
不安の軽減に繋がると考える。


ASD+SAD+OCD+うつ=私
自閉症スペクトラム社交不安障害強迫性障害
うつ病


幼少期から自分の思考や行動が周囲とずれている
ことに悩み続けて、自己肯定感がとても低かった私。


同調性を重視する学校教育・社会の中で、自身の
得体の知れない本質を隠そうとすることで、何とか
集団生活の中に潜んできた。


しかし、本質は隠そうとしても隠し切れない。
自然とにじみ出てしまうものだ。


そのツケが回って来たのが、40歳近くからの
おおよそ10年間。


得体の知れない本質に次々と診断名が下りた
とき、納得できたことは前進に結びついた。


発達障害の傾向は認めるが、明確な診断は
下りなかった。
いわゆるグレーゾーンだ。


それはそうでしょう。
人間40年以上生きていたら、保身のために
周囲との摩擦を避ける方法を学習するものだ。


50歳のとき、ようやく発達障害の兆候を自覚した。
転職の失敗を繰り返す原因をやっと探り当てた。



診断されることは人によってはデメリットの方が
大きい場合もあるかもしれないが、私の場合は
メリットの方がずっと大きかった。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

復興を願う

北海道がブラックアウトに陥った
胆振東部地震から1年が経過した。


家族・友人など大切な存在を失った人、住居を
失った人、職を失った人等、被災者の方々には
辛い日々だったと思う。


1年経ったからといって、辛さが軽くなる訳では
ないけれど、どうか明日を積み重ねて歩み続けて
ほしい。


北海道に生まれ育ったが、北海道全体のことを
詳しく知っているという自信はない。
訪ねたことがない市町村も多い。


自分の出不精と知識不足を反省している。
身近な地域社会を知ることなくしては、日本
全体も見えてこないだろう。


昨年は軽微な被害で済んだけれど、次は
わからない。


自然災害は時を選ばない。
気を引き締めていこうと思う。




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空回りの休日

9月に入った。
今年もあと4ヶ月を切ってしまった。


先週帰省し、両親がそこそこ元気な生活を
送っていることに安心した。

二人とも常時服薬している。
父は耳が遠くなり補聴器頼み。
母は時折食欲がガクッと落ちる。

それでも二人揃って迎えてくれ、見送ってくれる
姿はずっと変わらず、幸せなことだと思う。


いつもの一人暮らしに戻る。
仕事は特に問題なく進めている。

昨日今日の休日、体が思うように動かない。
何かやってはすぐ横になるの繰り返し。

夏バテを引きずっている感覚がある。
やることはいろいろ浮かんでくるのに、
意欲がわかない。

自分に苛立ってしまう。
時間がもったいないじゃないか。

天気も不安定。
土砂降りのち曇りのち晴れ。


困ったものだわ。
考え方を変えるしかない。

やることが溜まって焦るのはプライベートだけ。
仕事や周囲の人に迷惑をかけている訳ではない。


心身が上向いてきたら、きっと抜け出せる。
そう念じて、思い詰めないようにしよう。




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ひきこもり指向性

「ひきこもり」という言葉はずっと前からあったけれど、
今年になってから「青少年のひきこもり」から「大人の
ひきこもり」、そして「ひきこもりの長期化」が耳目を
集めるようになった。


「青少年のひきこもり」が長期化すると「大人のひきこもり」に
なり、ひいては「7040問題」とか「8050問題」と言われるように
高齢になった親とひきこもる子との共倒れが心配される事態と
なる。


そうなるとひきこもる子のきょうだいや親戚にも影響が及ぶ
と推測され、避けては通れない社会的な問題だ。


ひきこもる人を非難するのは簡単だけれど、何の解決にも
ならない。


家族間の感情の行き違いも多いのではないか。
親きょうだいとはいえ、それぞれ別の人格だ。


どうしても合わない部分が出てくるのは仕方がないけれど、
努力して妥協点を見つけてほしい。


ひきこもりになりたくてなった人などいないと思う。
ひきこもっている状態は同じでも、原因はさまざまだ。


なかでも人間関係に疲弊してしまった人が多いように
考える。



仮に同年代で同じような家庭環境で育ち、同じような
社会的環境に身を置いている人が二人いるとする。


その二人にほぼ同時期に、ひきこもりの原因となり得る
事態が起きてしまったとしたら・・・。


結果、二人のうち一人だけがひきこもってしまった。
どうかひきこもってしまった人を責めないでほしい。
もう一人と比べないでほしい。



もし「ひきこもり指向性」という言葉があるとしたら、
私はひきこもり指向性が強い人間だと思う。


3歳の春に入れられた保育園から隙を見て脱走し、
歩いて自宅に帰った。
そのまま5歳になるまで自宅で過ごした。


5歳になるまでの記憶ははっきりしない。
しばらくして弟が生まれ、平穏な日々だったと思う。


5歳になって義務として登園するも、馴染めずに
場面緘黙だった。


脱走当時、家庭(両親と祖母)と保育園との間で
どのような話がされたかは知らない。


― これは想像に過ぎないのだが ―
幼児は往々にして自己中心的だから、また脱走を
企てるかもしれない。
そうなると責任の所在はどうなるのか。


― あのとき保育園に戻されていたら ―
私自身もわからない。
また脱走を試みるかもしれないし、諦めたかもしれない。



私見だが、生来の気質を自分の意思でコントロールするのは
相当難しいのではないか。


私がひきこもりになった可能性、これからなる可能性、
どちらも否定できない。


昨年2月に運良く就職できたからよいものの無職の
生活が続いた場合、いつか蓄えが尽き果て同居犬
に既に先立たれたいま、心が折れていただろう。


明日、何が起きるかわからない。
ひきこもりは決して他人事ではない。




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過去と現在と未来

8月はお盆と終戦の日が重なることで、「鎮魂の月」と
いう印象が歳を重ねるごとに深くなってきた。


成人になるまでは、自分が生まれる前の遠い昔の
出来事や名前しか知らない先祖の話くらいにしか
捉えていなかったように思う。


それより夏休みという規定により、堂々と集団生活から
一時的に離脱できることの方が嬉しかった。



成人して就職して、いろいろあって中高年になった。
その間に、親族や周囲の人の葬儀に度々参列した。


故人の生き様が明らかにされ、私が知らない故人の
横顔を垣間見たとき、人生の奥深さを学んだ気がする。


平成の時代、戦争がなくて本当に良かったと思う。
戦中から戦後かけて、両親は幼少期を過ごした。
そのときの困難の記憶は、いまもなお鮮明だと言う。


戦争は一般庶民を加害者にも被害者にも変える。
個人とその家族の人生を狂わせてしまう。


現在も世界のあちこちで紛争が起きている。
そう簡単にはいかないと思うが、できるだけ
早期の終結を願わずにはいられない。


これから未来を創っていく人々が、しがらみから
解放されてなるべく自由に生きていけますように。




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