FC2ブログ

許容範囲

 幼少時から集団生活が苦手だった私は、学生時代までは

それを克服しようと努力してきたつもりだ。

学生という横の繋がりが主な関係では、簡単ではないけれど

何とか目標に近づきつつあるような安心感があった。


社会人になって、会社という縦の繋がりが主な関係では、

周囲の人と「どこかずれている感」が拭いきれない私は、

いともたやすく磨耗してしまうことに気付いた。


社会にはさまざまな人がいる。

私が特に苦手とするのは、自己主張が強い人と妙に

馴れ馴れしく決めつけてくる人である。

そういう人たちは、私の感情など完全に無視して

ずかずかと踏み込んでくる。

私は激しい拒絶反応を起こし、疲労する。

だからなるべく避けるようになった。


私は対人関係においては、平和的というより

事なかれ主義を通してきた。

それはふにゃふにゃした自己を守るために

他ならない。


事務長氏とは衝突を繰り返した。

おおらか氏や数人の男性とは小競り合いのような

こともあったが、いずれも大したことはなかった。


逆に、女性の方に気を使うことが多かった。

女性はグループ化しやすい。

しかし私は、ある程度自由でいたい。

そこが相容れないところだ。

自分と同性だけにかえって、動向が読めない。


私は仕事を教える際に、相手が失敗しても

強い口調で責めたことは一度もない。

自分がされて嫌だったことは、相手も嫌に違いない

ということもあるが、強く叱ること自体が怖かったのだ。


それが相手にとって良かったのかどうかと聞かれれば、

その人個人によるとしか言いようがない。


私は人情の機微がわからないので、違うことで傷つけて

いたかもしれないが、表向きは「優しい先輩」であった

ように思う。




スポンサーサイト



テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

記事から探す
気になる語句を入力して「検索」をクリックしてください
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログについて
参加してます
最新コメント
最新トラックバック
ありがとうございます