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内示

私はとうとう、「絶え間なく時間に追われる」「マルチタスク」

「少ないワーキングメモリ」という苦手分野の克服に成功した。

自己肯定感は、飛躍的に向上した。

努力と実践がうまくかみ合うと、人並みにできるようになる

という発見は大きな希望となった。


40代半ばを過ぎて、やっと自分に素直に向き合えるようになった。

平穏な日々に幸福感を抱いていた。

また仕事を教える立場になった際は、ひとつずつ丁寧に、間違った

場合は前段階に戻って説明し、納得してもらうように努めた。


営業事務に異動してから間もなく2年を迎える頃、

直属の役員に呼び出された。

人事異動の内示だった。

聞いた途端、不安の底に突き落とされた。


聞くところによると、私が一から教えた後輩社員が、

社内日報で私のことをほめちぎっていたらしく、

それを見た他部署の役員が是非にとのことだった。


その部署の仕事は、以前少しだけ経験していた。

総務に在籍していた頃、女性管理職が入院することに

なり、彼女の仕事の一部をピンチヒッターとして代行

していた。そのときは、デスクワークと雑務だけだった。


しかし今度はピンチヒッターではない。

その部署に異動して、全業務に習熟しなければならない。

実をいうと私は、その部署の主要な業務に露ほども興味を

持てなかった。というより到底適応できないと考えていた。

もし異動になったら、退職しようと密かに思い続けていた。

恐れていたことが現実のものとなってしまった。

しかし、最初から気持ちは決まっていた。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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