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始動

退職するに当たって、私はこれからの進路を決めるために
確認しておきたいことがあった。

それは数年前から気になっていたことだが、確かめるのが
怖くて、むりやり意識の片隅に追いやっていたある疑念だった。

はたして、自分は「発達障碍者」なのだろうか?

私は地域の精神保健福祉センター宛に、悩みや経緯を綴った
相談メールを送った。

数日後、返信メールが届いた。
それには、発達障害の診断ができる病院と支援機関のリスト
添付されていた。

そのリストに記載されていた障碍者の就業・生活支援機関に
電話をかけて、相談の申し込みをした。

相談当日は精神保健福祉士の女性が、応対してくれた。
私は今までの悩みや経歴等を箇条書きにした紙を見ながら、
何とか下手な説明をすることができた。

彼女の対応は親切で、その機関の支援内容を説明してくれた。
しかし、それはあくまでも障碍者と認定された人たちに対する
支援ということだった。

まずは、障碍者に該当するかどうか、医師に確認することが
前提になると言われた。

私はその助言に従い、当時通院していた精神科の医師に
もう一度症状の確認をしてみた。

医師は確かに発達障害の傾向は認められるが、障碍者
レベルではなく、長らく社会生活を営んできたことを考慮
に入れると、病状は「強迫性障害が主なうつ状態」である
と繰り返した。

私は「障碍者には該当しない」という言葉に安心して、
障碍者枠ではなく一般の求職者として就職活動を
始める決心をした。

しかし、このことが1年数ヶ月後に、私を極端に
落胆させる原因になるとは考えもしなかった。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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