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添削

市の「再就職支援セミナー」を受講後に決められた、
担当の就職カウンセラーの年配男性は、いかにも
ベテランといった風情を漂わせていた。

彼は、私の退職を「もったいないことしたね。」という
ふうに表現して、退職に至るまでの心の動きなどは、
そう重要なことではないように捉えているようだった。

それはそうかもしれない。
いまさら過ぎたことを振り返ってもしかたがない。


彼の仕事は、クライアントが安定した職に就くことを
手伝うことであり、それが早く実現すれば彼の実績
は評価されるし、ひいては社会貢献に繋がるとの
使命感にあふれていた。

彼の物腰はとても穏やかで丁寧だったので、
あまり緊張することなく話すことができた。


最初は履歴書の書き方について学んだ。
何度もやり直しになった。

30代までは「まじめ」と書いても許されるが、
40代以降では「がんこで融通がきかない」
というように、マイナスイメージに取られる
そうだ。

同じ言葉でも年代によって、印象が変化
するなんて難しいなと思った。


いったい自分の長所なんて、どう書けば
効果的なのだろう。
思わずため息が出てしまう。


次は職務経歴書の作成に取り掛かった。
履歴書以上に難しかった。

彼の方針は、経歴や実績はA4用紙1枚に
まとめるべきとの考えだったから、要点を
簡略な文章にするのが大変だった。

考えすぎて自分という人間は、会社員
として何をしてきたかということに懐疑的
になってしまった。

これではいけない。自信を持たなければ
これから先が思いやられる。



添削指導などを受けているうちに、
1ヶ月が経過していた。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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