張りぼて人形

現代の企業では、昔より社員を育てるという余裕が

大幅になくなっているように感じます。


「ブラック企業」や「ブラックバイト」と言われるような

人を物のように使い捨てにする風潮には、企業とは

名ばかりの化け物がのさばっている印象があります。


人を育てなくなった企業に必要とされる人材は、能力

の偏りがなくて、コミュニケーションが上手で、できれば

スペシャリスト的な一面を既に習得している人物だと

思います。


およそ私の実像とは、大いにかけ離れていました。

再就職に挑んだ3年間、面接試験に臨んでいた際の

私は実像を隠した「張りぼて人形」でした。


張りぼて人形は面接試験を突破するために、

一生懸命に芝居(演技)をしました。

企業が欲するであろう人材の振りをしました。

時にはそれに成功することもありました。


私の失敗は演技の持続性がなかったことです。

企業に適応するまでは「張りぼて人形」でいる

覚悟が足りませんでした。

それもありますが、「張りぼて人形」が演じていた

ほどの実力もありませんでした。


日を追うごとに化けの皮がはがれていき、

周囲を失望させ、心身ともに疲れ果てました。


辛苦崩壊の連続だとばかり感じていた記憶を、

このように回想できるようになったこと自体が、

心の整理が進んだ証拠だと思うようになりました。










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テレビ視聴

マルチタスクが苦手な私は、テレビを観ながら

何か作業をすることができません。

従ってテレビを観るときは、それに専念します。


しかし、一般の人とは感性が少しずれている

のではないかと自覚しています。


スポーツ全滅の私ですが、スポーツ観戦は

嫌いではありません。

地元や日本の選手が良い成績を上げれば

それなりに嬉しく思います。


ただ、予選や第一試合・一回戦などの

場合は平常心で応援できるのですが、

決勝戦や雌雄を決する場面になると、

何故か不安と緊張で観戦できなくなります。


結局、試合の結果はその後のニュース

などで確認しています。

自分が出場しているわけでもないのに、

スポーツの醍醐味を知らない私は、

つくづく小心者だと思います。


また、お笑い番組やバラエティ番組などで

出演者や観客がどっと笑っている瞬間に、

「どこが、そんなに可笑しいんだろう?」と、

首をかしげることもしばしばあります。


冗談やおどけがわからない石頭なので

しょうか。

とにかく白けてしまいます。


テレビの前で勝手に緊張したり、

白けたりして過ごしてしまう、

こういう人間が居たって別に構わない

だろうと、この頃は開き直っています。









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じたばたしない

もうすぐ11月も終わり、今年も残すところ1ヶ月と

なりました。

年末に向けて世の中が徐々にせわしなくなって

きます。


社会人になってからずっと、この時期が憂うつで

仕方ありませんでした。

日に日に寒さが厳しく、降雪も多く、仕事も忙しく

なり、心に余裕がなく追い詰められた気分になる

からです。


大切な何かをやり残したまま、置き去りにしたまま、

年を越すことに喪失感を覚えていました。

自閉症スペクトラムまたは強迫性障害の影響による

得体のしれない「不完全恐怖症」に陥って、不安定な

心と強い疲労感に悩まされます。


その症状は「冬至」を迎えるまでにピークに達し、

それ以降は少しずつ「諦念」に変化していきます。

「諦念」に変化すると、気分も上昇してくるので

その前までが最も辛い時期です。


長らく勤めた企業を退職した4年前からは、今年も

生活の安定を確保できなかったという挫折感に

苛まれていました。


毎年飽きもせずにこの感傷サイクルに嵌まってしまう

のですが、よく考えたら自分の「思い込み」で勝手に

落ち込んでいるだけなのです。


そこで今年はその「思い込み」を妨害して、じたばた

しないことを試みようと思っています。


幸いどこにも属していない半引きこもりの身の上です

から、案外うまくいくのではないかと予測しています。

まずは、りきまないセルフ・コントロールを目指します。








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純真

童話で思い出したのですが、私は小学校卒業時の

作文に、「将来は童話作家になりたい」と綴っていた

のでした。


我ながら無邪気な子どもだったのだなと思います。

残念ながら、その頃の純真さはどこかに置き忘れて

しまったようです。

今では世俗にまみれた一介のおばさんになって

しまいました。


その頃は「きれいなものだけ観ていたい。」と

強く願っていた記憶があります。

大人になるのを拒否しているかのような、

正体のわからない不安を抱えていました。


それから長くも短くも感じた数十年が経って、

「きれいでないもの」もいっぱい観てきました。

どちらかと言えば性善説に近かった考え方も、

性悪説に傾きつつあります。

未だに「清濁併せ呑む」の境地には至って

いない未熟者です。


歳を重ねるごとに「きれいなもの」をたくさん

観たいという欲求が強くなってきたのは、

そんな心の動きが原因ではないかと

また理屈っぽく分析してしまう私です。









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童話の世界

本日はウォルト・ディズニーの展覧会を

友人と鑑賞してきました。

ディズニー映画に登場する白雪姫を

始めとするプリンセスたちが、一堂に

会する華やかな展示内容でした。


どれも可愛らしく童心に返るような展示を

観ているうちに、ふと子どもの頃に読んだ

童話を思い出しました。


みにくいアヒルの子、人魚姫、裸の王様、

マッチ売りの少女、親指姫、雪の女王などで

知られているアンデルセン(デンマーク)の

童話をよく読んでいました。


ディズニー映画の人魚姫はハッピーエンドに

終わりますが、アンデルセンの人魚姫は

海の泡となってしまう悲しい結末でした。


作家たちの秘密 
自閉症スペクトラムが創作に与えた影響  

ジュリー・ブラウン 著 
東京書籍



この本をしばらく前に読んだのですが、

アンデルセンには現在でいうところの

自閉症スペクトラムの兆候がかなり濃く

見受けられたそうです。

19世紀の人物なので、はっきりしたことは

わかりませんが・・・。


あくまで個人的な感想ですが、子どもの頃に

親しんだ童話の作者の人柄を思いがけず

知ることができて、さらに親近感が増した私

でした。








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流されないように

ウィンドウショッピングが好きな私ですが、

同じ人込みでもゲームセンターや

パチンコ店といった場所は苦手です。


音と興奮と人いきれに満ちた場所という

(気を悪くされた方がいましたら、ごめんなさい)

イメージがあります。


ゲームセンター、パチンコ店ともに素通りした

ことはありますが、実際に店内に入ったことは

ありません。

従って種類やルールに関しても無知ですが、

少しばかり好奇心をそそられたこともあります。


しかし小心者の私は、リスクが怖くて

足を踏み入れることができません。


リスク以上に怖いのが、万が一にも

「ビギナーズ・ラック」に遭遇して、

味を占めて入り浸りになることです。


現在は自宅で仕事をしているので、

いつでも行こうと思えば行ける状況に

あります。


元来、夢中になったら一つのことに

のめり込みやすい特性ゆえに、

あっという間に「依存」への道を

まっすぐに進みそうです。


流されやすい私は、近づかない方が

無難に違いありません。

一生、ゲームセンターやパチンコの経験が

ない人も、たまにはいるでしょう。

可もなく不可もなしで生きていきます。








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中ぶらりん

4年前の春から再就職を志して奮闘してきましたが、

転職先にうまく適応できず、失敗を繰り返しました。

ようやくその原因が判明したのは、昨年(2015年)の

5月下旬でした。


それから約1年半が経過しました。

自分の本質を知るのに実に50年もかかりました。

ASD+SAD+OCD+うつの複合体が私です。


思い切って友人にその話をすると、人によっては

「そんなことないよ。気にしすぎだよ。」と言って

くれる人もいます。


親しい友人・知人に限定してみると、私は1対3

(合計4人)くらいまでは、話題によっては何とか

気後れせずに話をすることができます。

しかしそれ以上の人数だと、話の展開が速くて

ついていけず寡黙になってしまいます。


ASDといってもグレーゾーンなので、日常生活を

送るには特に支障はないのですが、集団生活

(職業生活)上においては、はなはだ適応性が

低いのです。


個性にしては重たすぎ、障害にしては軽すぎる

中ぶらりんです。

これまで人生の記憶を事細かに綴ってきましたが、

読んでくださった方には「気にしすぎではない。」

ことが、解っていただけたのではないかと思います。


自宅で仕事をするようになって、対人的なストレスは

激減しました。

しかし生活が懸かっているので、この状態に甘んじて

いる訳にはいきません。

面倒くさい自分を受け入れつつ、最良の手立てを

講ずるべく考えながら進むしかないと思っています。








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ほどよい距離感

当たり前ですが、同居犬には登録上の名前があり

もちろんその名前で呼んでいます。

ちなみに名付け親は甥で、私がよく知らない

有名なゲームのキャラクターに由来しています。


一般的には飼い主と飼い犬という関係ですが、

あえて愛犬ではなく同居犬と称しているのは、

私が彼に与えているものより、彼が私にもたらして

くれるものの方がはるかに多いと思うからです。


専用のセラピードッグといった感覚です。

毎日さまざまなもののおすそ分けをもらって、

助けられています。


自閉症スペクトラム+社交不安障害+強迫性障害

+うつ状態という面倒くさい人間である私と一緒に

いることで、彼にもストレスがかかっているとは

思いますが、そんな素振りはつゆほども見せず

仲良くしてくれます。


彼も幾つかの言葉を覚えているとは思いますが、

原則的に言葉を介しないふれあいは、ほどよい

距離感があって、言葉によるコミュニケーションが

苦手な私にとっては心地好いものです。


これが人間同士だと、そううまくはいかないと

思います。

以前、妹と短期間だけ同居していたのですが

仲が悪い訳でもないのに、どうしても行き違いが

生じてしまいます。


私の場合は親・きょうだいと少し距離を置いた方が、

親しみと感謝の念を持続しやすいようです。






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馬の記憶

私は未だに競馬・競輪・競艇の経験がなく、

これからも縁がないと思います。


理由は仕組みがよくわからないことと、

一旦夢中になると集中しすぎる自らの

傾向を警戒して、意識的に関わらない

ようにしているためです。


ただ、これらの職業に従事している方や

スタッフに対しては、一芸に秀でている

ということで尊敬の念を抱いています。

競走馬が出てくる映画を観て、感動した

こともあります。


話は変わりますが、私が3歳の夏頃までは

実家で馬を一頭飼っていました。

テレビで見る競走馬はスタイルも毛並みも

素晴らしくきれいですが、実家にいた馬は

小さくてずんぐりとした典型的な農耕馬

でした。


その頃はまだ農業の機械化が進んでおらず、

昔通りに馬で田畑を耕していたのでした。

馬の目は優しくて人懐こくて、可愛らしかった

記憶があります。


3歳の夏頃、馬がいなくなる(売られていく)ことを

知った私は、幼心に寂しくて悲しい気持ちになった

ことを覚えています。

馬の居た場所にはその後、新しい耕運機が納められ

ました。


私が子供の頃は、近所に副業で養鶏を営む家が

あり、新鮮な鶏卵が手に入りました。

思えばその頃は、BSEや鳥インフルエンザという

病名そのものもなく、のどかな時代でした。










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思い過ごし

私は神経質なので、些細なことが不安の対象に

なることがあります。


かなり昔の話ですが、対人関係で長期間引きずり

続けたトラブルが2度ありました。

両方とも私にとっては予期せぬ出来事で、それに

よって深い傷を負いました。


「思い過ごし」で片付けていたのですが、思い返すと

トラブルが起きた日の朝に「予兆」のようなことが

ありました。


1度目は、食事をしていたらプラスチックの箸の

片方が折れてしまいました。

2度目は、着替えをしていたらプラスチックのハンガーが

バキッと音を立てて壊れました。


いずれの場合もふだん通りに扱っていて、特に

力を入れていた訳ではありませんでした。

折れたり壊れたりした際は、たまにはこんなことも

あるだろうと気に留めることもなく過ごしていました。


どちらの場合も実際にトラブルに見舞われてから、

「もしかして?」と振り返ることとなりました。

「予兆」だったとしたら、注意しないと意味がない

ですよね。

鈍感な私は、注意していてもトラブルを回避できた

可能性は低いと思いますが・・・。


自分ではスピリチュアルな能力もなく、特に信心

深い人間でもないと思っています。

従って、科学的裏付けがないことはそのまま

「思い過ごし」で片付けたままにしておく方が、

精神衛生上よろしいという結論に達しました。













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束の間の休息

2ヶ月以上伸び放題になっていた髪を切って、

白髪を染めてきました。


昨年の春までは1ヶ月に一度は美容院に行って

こまめにカットしていましたが、自宅で仕事を

するようになってからは、節約を兼ねて行く

回数を減らしました。


くせ毛なのでうねって膨張し、白髪が目立つ

大きな頭になっていました。

ねじれた毛根は歳を重ねるごとに頑固になり、

30代から出始めた白髪は勢力拡大の一途を

辿り、本当に困ったものです。


美容師さんにシャンプーしてもらったり、髪の

手入れをしてもらうのは至福のひとときです。

ついでに頭皮のマッサージや、肩や背中を

ほぐすマシーンをかけてもらうと癒されます。


染めている時間は雑誌を読んで、情報収集

に余念がない私です。

馴染みの美容院は、私が話好きでないのを

承知していて適度にほっといてくれるので

居心地が良い場所です。


不器用な私は自分で白髪を染めたり、

ちょこっと髪を切ったりすることができません。

経費はかかるけれど、プロにお任せする方が

ずっと満足かつ休息になります。


ボリュームダウンしてすっきりして、適度な

気分転換になりました。















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ひとまず安堵

本日は、半年に一度の同居犬の定期検診でした。

約2年半前に心臓病を発症して以来、ずっと服薬を

続けてきました。


昨年の検診で症状の悪化が判明して、1種類だった

薬がもう1種類追加されました。

半年前の検診では目立った症状の悪化はなく、

服薬を続けながら様子を見ることになりました。


そして本日の朝、病院に連れて行かれることを

知らない同居犬はいつも通りに食事をねだる

のですが、検診があるため食事を与える訳には

いきません。


可哀想なので私も付き合って、朝食抜きでした。

犬より私の方が、気が気でなかったのです。


結果は、半年前と同じで薬の追加はなく

ひとまず安堵しました。

ただ症状のレベルが上がるほどの悪化は

ないものの、少しずつ血液の逆流は増えて

います。


獣医さんによると服薬していても、経年による

若干の症状の悪化は避けられないそうです。

犬は人間の4倍の速度で歳を取るから、

仕方がないとは理解しているのですが・・・。


少しでも長く一緒にいられたらいいなと

つくづく思います。

出来るだけのことはしてあげたいから、

収入を増やさなければなりません。


心電図を取るために胸の毛を剃られて

少し寒そうな同居犬を眺めつつ、

モチベーションを高めて持続させて、

頑張っていこうと想いを新たにしました。










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