受け入れるけれど諦めたくない

現代社会には、私程度の困り感(違和感・疎外感)を

抱えている人がたくさんいるのではないかと思います。


日常生活においての困難は少ないけれど、集団生活に

おいてはすこぶる居心地が悪いと感じているのではない

でしょうか。


一般社会で発達障害がクローズアップされてきたのは、

最近の十数年程です。


30代以降で、その傾向を見過ごされている人も多く

存在するに違いありません。


適職に就いている人の活動を応援します。

適職に就いていない人の活動も応援します。

(自分を含めて)適職を探している人の活動も

応援します。


発達凸凹の差(発達のばらつき)が、多数派の

人たちより少しばかり(でもないか)大きいだけ

だから、これからはそんな自分を受け入れること

にしました。


まだ諦めたくはありません。

来年も少しずつでも、着実に進みたいと思います。










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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

幸運だった

私は短大卒業後、20歳で就職しました。

既に自閉症スペクトラム社交不安障害だった

のですが、そのようなことは知る由もありません

でした。


そして47歳の春までの27年間、同一企業に在籍

していました。


就職後まもなく強迫性障害を、40歳でうつ病を

発症しました(うつ病は快復→うつ状態)。


さまざまなことがありましたが、総合的に見ると

この27年間は幸運だったと思います。


当時はバブル経済前で、パソコンは

おろかオフィスコンピュータがやっと

普及し始めた時代でした。


事務では電卓が活躍していました。

社内の雰囲気も、どこかおっとりとした

ところがありました。


そんな時代だったから、集団生活が苦手な

私でも勤まっていたのだと思います。


バブル崩壊後の就職氷河期以降に

就活していたら、私は就職できないか

できても勤続できた可能性は、かなり

低かったと感じます。


真面目だけが取り柄の私を、会社は

十分に評価してくれました。


20代で1段階、30代でもう1段階、

昇格しました。


しかし年齢を重ねると共に、それなりの

役割と責任が生じてきます。


私は本来、自身の面倒を見るだけで

精一杯な人間でした。


役割と責任を過剰に意識しすぎて、

うつ病になりました。


うつ病から快復した私を、会社は以前と

変わることなく受け入れてくれました。


そして47歳を迎える頃、もっと重い役割と

責任を求められる部署に異動するよう、

内示されました。


社会的には名誉なことでしたが、私は

退職を選択しました。


理由は端的に言えば、自身のキャパシティを

遥かに超えていたからです。


退職してから4年半以上が経ちました。

挫折を繰り返すうちに、自身の本質

認識するに至りました。


未だ収入が安定していない私の生活を

支えているのは、27年間なんとかやりくり

してきた末の蓄えです(→減少の一途)。


この頃は、心の浮き沈みの幅が小さくなって

きたように感じます。

50年以上生きてきた既成事実が自信に

繋がっているようです。


この先どうなるかはわかりませんが、

気負わずに生きていくだけです。









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強迫的になった原因

昔の話です。

「謝って許される失敗はしてもかまわない。」と、

語っていた上司がいました。


その「細かいことにこだわらない」態度は、

ある種の才能だと思いました。


社会には、とても楽天的な人がいるのだと

認識しました。


実際に人を見る目がない私から見ても、

その上司は要領が良くて、世渡りが上手そうに

見えました。


要領が良いから楽天的なのか、楽天的だから

要領が良いのか、因果関係はわかりませんが

コミュニケーション能力には長けている人でした。



冒頭の「謝って許される失敗はしてもかまわない。」

ですが、一度や二度の失敗なら大目に見てもらえる

としても、短期間に何度も失敗したら「困った人」の

烙印を押されてしまいます。


後ろ指をさされるにとどまらず、表立って非難される

ことでしょう。


物心ついた頃から臆病で神経質だった私は、無意識

自分は人と比べてうまくできないことが多いと、感じて

いたのだと推測されます。


だから、せめてできることに関しては失敗をせずに

なるべくしっかりとやらなければ、人からそしりを

受けるに違いないと思い込んでしまいました。


その行き過ぎた思い込みが、社会に出てからの

強迫性障害へと繋がっていったのだと、この頃は

分析しています。









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覚えにくく忘れにくい

私の中には根本的な性格のほかに、自閉症スペクトラム

社交不安障害強迫性障害うつ状態の4つの要素が

同居しています。


私の最大の困難は、これらに影響されて職業生活に

おける適応に、非常に時間がかかるということです。

おそらく定型発達者の3倍くらいを必要とします。


しかし一度苦労して覚えたことは、ずっと後まで記憶

しています。

(これが長所と言えるかどうかは、時と場合によると

思いますが。)



昨日は、本年最後の職業相談の日でした。

Webワーカーを始めてからも、月に一度は経過報告を

兼ねてキャリアカウンセラーさんと面談しています。


外部でアルバイト等をする機会があると想定して

みました。


私は聴覚による情報処理の仕方が定型発達者と

異なるため、仕事の理解が遅いのです。


具体的に言うと、説明の途中で1つのフレーズに

疑問を感じると、脳が勝手にそのフレーズについて

思考を開始してしまい、その後の説明内容が耳から

筒抜けして、結果として聞いていない状態と同じに

なります。


自覚しているのですが、なかなか改善できません

でした。


改善策として思いついたことを相談してみました。

「密かにボイスレコーダーを使用するのは、違法

なのでしょうか?」


キャリアカウンセラーさんは、順序立てて説明して

くれました。


純粋に仕事を覚えるためであっても、密かに録音

していたことが周囲に知られた場合、企業情報

漏えいの疑いをかけられても、弁解の余地が無い。


それより説明の途中で勝手に思考してしまう癖を

我慢して、出来るだけメモを取ることに集中する。


説明の区切りや終了時に、タイミングを見計らって

よくわからないことは徹底的に聞くようにする。


しつこく質問することを不審に思われたら、

他の人がいない場所で自分の特性について

話をして、理解を求める。


「なるほど。すごい!」と素直に思いました。

このようにすれば変に誤解されることなく、

うまくいきそうです。


キャリアカウンセラーさんには、いつも

元気をいただいて感謝しています。










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興味津々

昨日、自閉症スペクトラムの困り感を和らげる

工夫と、気持ちが沈んだ場合の回復力を養い

たいと綴りました。


個人的な見解ですが、心理学と哲学はその

参考になる学問だと思っています。


昨年から図書館をよく利用していますが、

心理学にもいろいろな分野があることを

知りました。


社会心理、異常心理、犯罪心理、深層心理、

夢分析、発達心理、臨床心理、神経心理、

認知心理、知覚心理・・・等。


哲学も古代から現代まで受け継がれてきた

とても奥が深い学問です。


目下のところ興味津々なのですが、

範囲が膨大すぎてすぐに知識を得られる

はずもありません。


それより仕事が優先ですから、ゆっくりと

時間をかけて進めていきます。


それにしても、社会には知らないことが

山ほどあります。


焦っても仕方がないけれど、興味・関心の

幅が広がったことは良い変化だと感じて

います。










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無いものは作る

これまでの記事で、「自己肯定感が低い」とか

「自信が無い」とかネガティブな文言をしつこく

綴ってきました。


読んでいただいた方には、「またか!」といった

反応をされているのではないでしょうか。


自分でももう飽き飽きしてきて、この辺で

これらの文言とさよならしたくなりました。


自閉症スペクトラムは努力しても克服できない

けれど、困り感を和らげる工夫はしていきたい

と思います。


それと同時に、対人関係でトラブルが起きて

気持ちが沈んだ場合の回復力を養いたいです。


そのためには「自分が自分であることを認める」

ことが必要だと痛感しています。


ごく基本的なことなのに、私にはこれが欠けて

いました。


人にはそれぞれの人生があるように、私には

私だけの人生があって、各々が尊重される

べきものだと考えます。


考えたところですぐに出来上がるものでもないので、

これから少しずつ「自己肯定感」と「自信」を

積み上げていきたいと思います。










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不都合な現状(3)

「人の流れに合わせること」が非常に不得手な

私は、職業生活においてのみ困難を抱えて

います。


自閉症スペクトラムは生まれながらの特性なので、

努力しても克服することはできません。


社交不安障害強迫性障害うつ状態は、その

二次的障害と思われ、現在は服薬によって

小康状態にあります。


私は自分の本質が判明したことで、一人で

できるWebワーカーを目指すことにしました。


独学して、本格的に活動を始めたのは

本年に入ってからです。


まだ生活に必要な収入を得るまでには

至っていません。


人間関係のストレスがほとんどないため、

精神的に楽になりました。

収入を増やすための努力は続けていく

つもりです。





家計簿をつけて月末に集計し、パソコンで

データ化・年別による比較・今後の検討

をする度に、モチベーションが上がると

同時に不安も増大します。


短期や短時間のアルバイトをすることも

視野に入れています。


しかし、やってみたいと思う職種がなかなか

見つかりません。


本質に気づかないまま、再就職を目指した

3年余の間、職場の人たちを困らせ、苛立たせ、

怒らせてしまいました。


それによって私の自己肯定感はますます

低くなり、深い傷を負いました。


1年半が経ってようやくその傷がふさがり、

かさぶたができました。


取り越し苦労ですが、外で働くことでその傷が

再びえぐられるのではないかと怖れています。


私はどうしたらいいのでしょうか?

本日はネガティブなことばかり綴ってしまいました。

でもこれが正直な気持ちです。


こうやって綴ることで、自分を見つめ直しています。

結局のところ、自分で決断するしかないと再確認

するための過程なのです。









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不都合な現状(2)

私は自閉症スペクトラムですが、グレーゾーンのため

日常生活において特別な困難はありません。


多少苦手な場面に遭遇しても、長らく生きてきたので

それなりに学習していて、何とか対応できます。


家計管理や家事、通院や同居犬の世話、その他

用事を伴う外出から、友人に会うための私的な

外出など、一通りをこなせるし時にはそれらが

楽しみでもあります。


ただ職業生活に限ると、問題が山積しています。

私は「人の流れに合わせること」が非常に不得手で、

一般的な人より長い時間を必要とします。


自閉症スペクトラム
 
 人の気持ちがわからない
 空気が読めない
 冗談が通じない
 こだわりが強い
 思い込みが激しい
 聴覚による情報処理が遅くて、理解するのに時間がかかる
 集中すると周囲の状況に注意が向かない
 (逆に)周囲の会話などの刺激により、集中できない
 思わぬ失言をしてしまう
 臨機応変な対応ができない
 不器用
 マルチタスクが苦手


社交不安障害

 人見知りが激しい
 人と環境に慣れるのに時間がかかる
 緊張しすぎる
 話をうまく組み立てられない
 赤面恐怖
 強く注意されると、パニック状態になりフリーズする


強迫性障害

 細かい部分に執着してしまう
 ミスを極端に怖れるため確認を繰り返す
 慎重に構えすぎてスピードが遅くなる
 神経質すぎる


うつ状態

 気分が不安定になりやすい
 失敗を長く引きずる
 気分転換が下手
 悲観的に考えがち
 


実際にはこれら4つの要素が複雑に絡み合って、

職場と仕事への適応を妨害します。


それは単なる数値4ではなくて、4の二乗=16

ぐらいの数値に膨張しているように感じます。


まるで子どもの頃に観ていたテレビのアニメ

番組の中で、幾つかのパーツが合体することで

更にパワーアップするロボットのようです。


私は社会人になってからずっと、長年気づかずに

これらの問題と対峙してきたのでした。
   

  






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不都合な現状(1)

来年の家計簿を用意しました。

20代末頃から家計簿をつけ始めて、かれこれ

20年以上続いている習慣です。


私にとっては家計管理のツールであると同時に、

予定管理や簡易な日記帳の役割も果たしている

大切な書類です。


基本的には毎日、たまに数日まとめて記入する

場合もありますが、どちらにしろ記入しないと

落ち着かないというか、家事をするような感覚で

生活の一部となっています。


これまでつけてきた家計簿すべてを保存している

わけではなく、パソコンを操作するようになってから、

年ごと・カテゴリごとに集計して、データ化してから

廃棄しています。


従って、手元に残してあるのは最近の数年間分

だけです。


4年前の春に会社員をドロップアウトしてから、

転職を志すも挫折を繰り返しました。

当然ながら収入は激減し、厳しい状況が続いて

います。


そのような中で、約1年半前に自分の本質

(ASD+SAD+OCD+うつ)を認識するに

至りました。


私は、就労方針を大幅に変更することを

決意せざるをえませんでした。










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冬眠願望

先程、外出先で片手・片膝をついて、今冬

初転びをしてしまいました。

半世紀も生きてきて、毎冬よく飽きもせず

転ぶものだと、ため息が出ます。


私は一年で最も寒い時期の生まれなの

ですが、超が付くほど寒さが苦手です。

そうかといって、暑さに強いわけでは

ありません。


子どもの頃は冬と雪が大嫌いでした。

冬になると寒くなって雪が降り注ぎます。


寒さに震え、あかぎれとしもやけに悩まされ、

寒風吹きすさぶゲレンデで、大嫌いなスキー

授業を長時間、受けなければなりません。


私にとって冬は辛苦の季節でした。

「冬になったら熊みたいに冬眠できるといいな。」

と、今でも夢想してしまいます。


ある日、「雪なんて降らなければいいのに。」と、

なんとなくつぶやいたことがありました。

それを聞いていた母と祖母が珍しく、同じような

ことを言いました。


「そんなこと言ったって雪国生まれなんだから、

雪のない冬なんて味気なくて物足りないと思うよ。」


最近になってようやく、この言葉に同調できるように

なりました。

雪景色は私の原風景の一つです。


子どもの頃は果てしなく長く感じた冬も、歳を重ねる

ごとに短く感じるようになりました。


あと何回冬を迎えることができるのか想像も

つかないけれど、できるだけ心穏やかな日々を

過ごしていきたいと思います。










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応援したくなった

本日、不具合の相談で訪ねた車のディーラーと、

携帯ショップの社員の対応が、とても親切丁寧

だったので気分が良くなりました。


両方とも新人さんらしい若い男性社員で、

子どものいない私ですが、なんとなく母のような

心持ちになって思わず応援したくなりました。


「最近の若い者は~」という常套句が出ても

おかしくない年齢に、いつの間にかなっていました。


しかし精神年齢が追いついていない私は、

そのようなことはおこがましくて、おそらく

言う機会もないでしょうし、言いたくもありません。


世の中にはさまざまな人がいます。

時に不安緊張や試練もあるでしょう。


これから社会に出る世代が、希望や目標を

ずっと持ち続けられるような国であってほしいと、

切に願うばかりです。










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師走の街で

昨日は夕方に自宅を出て、友人と外食(忘年会)

しました。

クリスマス前の週末、街はにぎやかで華やかで

きらきらした雰囲気が漂っていました。


いつもの年なら、私はどこか哀愁疎外感

感じているのですが、今年は素直な気持ちで

その雰囲気を楽しむことができました。


ずっと半引きこもり状態で、対人関係の

ストレスがほぼなかったからでしょう。

物心ついてから、このような年はなかったように

思います。


けれど必ずしも現状を良しとは思っていません。

心は安定、懐(ふところ)は不安定な現実です。

結果的に、今年も生活の安定を先送りにして

しまった形です。


今年は自分の中の混沌としたものを

整理できて、かなりすっきりしました。

いわば、来年に向けての準備の年だと

こじつけることにします。


私が自分の悲喜こもごもを抱えている

ように、周囲の人たちもそれぞれの

悲喜こもごもを抱えながら、さりげなく

生きています。


当たり前のことなのに、私はずっと

悲観していたと気づいて、可笑しく

なりました。


こういうことを「認知のゆがみ」と

いうのでしょうか。

遅まきながら、気づいて良かったと

感じています。










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