別れと出会い

一昨日と昨日に降り積もった春の大雪で、

久し振りに雪かきをしました。


水分を多く含んだ雪はずっしりと重くて、

思いがけず筋肉痛になりました。


大雪も今回で最後かなと考えつつ、

この春こそは浮き草のような状態に

別れを告げて、地に足の着いた、

もしくは地に足の届く状態に出会う

よう努力しようと、決意しました。



会社員をドロップアウトして、もうすぐ

5年が経とうとしています。


これまでそれ相応の努力はしてきた

つもりですが、なかなか実を結ぶには

至りませんでした。


浮き草状態が長くなると、抵抗力が

徐々に下がっていく感覚があります。


どうしたら良いのか。

手立てはあるのか。

このままで良いのか。


朝に晩にいつも考えているけれど、

思うようにいかない焦りばかりが

どんどん溜まっていきました。



私は冬の間、駐輪場に放置された

自転車のような存在です。


雪に埋もれて誰の目にも映ることなく

さびて傷んでいく自転車。


春の陽射しで少しずつ姿を現すと、

また風を切って走ることも出来ます。



社会的適応性の検査結果が出るまで、

自分自身のメンテナンスを怠らずに

やっておこうと思います。










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明け方の攻防

新しい薬が処方されて、一週間が経過しました。


ぽつんと小さい発疹(?)は、ごくたまにできる

吹き出物だったようで、自然に治りました。


薬が効いているのか、服薬の心理的効果による

ものなのか、落ち着きを取り戻しつつあります。


3月下旬に差し掛かったにも関わらず、本日は

雪が降り積もって寒い一日でした。


もう桜が咲いた地域もあるのに、北国では

春が足踏みしている状態です。



明け方、眠っていた私は同居犬から久々の

犬パンチ・ひっかき・なめまくり攻撃を受けて

目が覚めました。


時計を見るとまだ午前4時です。

「朝ごはんには、まだ早すぎるよ。」と無視して

眠ろうとしましたが、同居犬は諦めません。


少し時間を置いてから、合計3回も飯くれ攻撃

を受けて、さすがにくじけそうになりましたが、

無視し続けたのでやっと諦めました。


わがままを受け入れる訳には行きません。

一旦、気を許せば癖になってしまいます。


人間の年齢に例えると、私を追い抜いた

同居犬が食欲旺盛なのは嬉しいことです。


しかし、せがまれるまま食物を与えてしまうと

体重増加と共に、心臓病が悪化してしまいます。


ずっと元気でいて欲しいけれど、わがままは

困るし、いずれは別れが来ることを考えると

複雑な思いが押し寄せてきて、それきり明るく

なるまで眠れない私でした。










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「めぐり」に恵まれるために

昨日の記事で触れましたが、私の大腸の長さは他人の

倍あり、横行結腸がU字型に下垂していることが判明

しました。


医師によると、手術で無駄に長く下垂している腸を切って、

縫い合わせたところで、消化吸収や腸内環境が改善する

訳ではないので、痛い思いをするだけ損らしいです。


要するに体質だから仕方がないとのことです。

腸が長い分だけ消化吸収に時間がかかるのだろうか?

いつも何となくすっきりしないのはそのせいだったのか?

本当のところはよくわかりません。



ほかに、健康診断で思い出したことがあります。


私は血液の流れが遅いようで、採血に時間がかかります。

以前、採血後に血液が分離してしまったそうで、もう一度

採血しなおされました。

また痛い思いをしたので損した気分でした。


幼少期から血液のめぐりが良くないから、いつも手足が

冷たかったのだろうか?

母には、子どもらしく頬が赤く上気した顔を見たことがない

と言われました。

赤面恐怖で、幾度となく真っ赤になったことはありますが。



「体のめぐり」が良くないようですが、「脳のめぐり」もあまり

良くないと考えさせられる情報を得ました。


ジャーナリストの池上正樹さんの著書 : 講談社現代新書

『大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち』

の中で気になる文章を見つけました。


要約すると、

「ASDを持つ人たちは、デフォルトモードネットワークの

機能的連結が弱い傾向にある。」とのことです。


デフォルトモードネットワークとは、自分を省みることや

他人の思考を推測する際に使用される、社会活動に

関連する「内側前頭前野」と「後部帯状回」が中心的な

脳の領域間でのネットワークだそうです。



少し難解ですが、周囲の人の感情の動きを察知しづらい、

問いかけや同意を求める言葉にすぐ反応できないなど、

私の困り感にも深く関係しているように思います。



体も心もネガティブなことばかり綴ってしまいましたが、

(私にとっては)決定的な真実なのかは、定かでは

ありません。


引き続き改善する余地はないか、模索していこうと

思います。










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内視鏡は避けたい

先月下旬に受けたがん検診の結果が届きました。

4種類(胃・大腸・乳・子宮)の中で、精密検査が

必要となっていたのは、大腸だけでした。


私は思わず身震いしました。

それというのも、数年前に大腸内視鏡検査で

あまりにも不快な経験をしたからです。


がん検診で再検査が必要と診断された私は、

真面目に大腸内視鏡検査を受けました。

幸いにも、検査結果は異状なしでした。


結果は良しなのですが、検査準備から終了に

至るまでの過程が非常に辛かった記憶

あります。


検査前日から食事に注意し、絶食します。

当日の朝から、腸の中を空にする薬液を

数度に分けて大量に飲みます。


何度もトイレに行き、後半はトイレに留まり

続けたいと思うほど苦しい思いをして、腸を

空っぽにします。


指定された時間に病院に行って、看護師さん

に腸の中が空なのか確認されます。

とても恥ずかしいかったです。


確認が終わると、いよいよ内視鏡検査が

始まりました。


使い捨ての検査着に着替え、ベッドに横たわる

私の体内に侵入してきた内視鏡は、大きな異物

が這い回るような感覚をもたらし、気持ち悪さに

生きた心地がしませんでした。



検査後、医師からの説明がありました。

・ 私の大腸は、他人の倍の長さがある

・ 横行結腸は、大きくU字型に下垂している


だから内視鏡がスムーズに進まなくて、検査

時間が長くなったのでした。


あの気持ち悪さも、U字型に下垂している部分を

さかのぼる際の抵抗が大きかったと推定されます。

     横行結腸
       
大腸


私は、過去に一回だけ胃カメラ検査を受けました。

(胃バリウム検査の結果、再検査指示が出たため)

このときも、異状は見つかりませんでした。



面積・体積が小さい分、胃カメラの方がずっと

楽でした。



最近は精神的に不安定気味なので、できれば

内視鏡検査を回避したいと思っています。


もうすぐ年度替わりなので、新年度になったら

もう一度簡易検査を受けてみます。


それで同じように再検査を指示されたのなら、

覚悟を決めて受けようと思います。










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副作用か否か

先日の通院で新しく処方された薬を飲み始めて、

本日で3日目になります。


副作用で発疹が出るかもしれないと言われて

いましたが、今朝その発疹らしきものを発見

しました。


ぽつんと小さいものが1つだけ。

副作用なのか、たまに出る吹き出物なのか、

今のところ判断できません。


注意書きには、発疹に加えて高熱・倦怠感・

目の充血・唇のただれ・のどの痛みが出たら

ただちに服用をやめてくださいとあります。


他の症状はともかく、倦怠感は程度の差が

あるもののいつも感じているので、もう少し

服用を続けてみようかと思っています。


私は物心ついた頃から、気分爽快・元気

はつらつといった状態を経験したことが

ないので、何とも紛らわしいのです。



けちくさい話ですが、これまで服用していた

薬はジェネリック(後発)医薬品なので、薬価

が抑えられていましたが、新しく処方された

薬には後発医薬品がまだ存在しないため、

薬価が高いのです。


たくさん残っているので、もったいないと

いうのが正直な気持ちです。

服用で少しでも気分が安定するのなら、

それに越したことはないですから。


もちろん発疹が群発したり、その他の症状が

出たら、ただちに服用を止めて相談してみる

つもりです。



前回の記事でも綴りましたが、本当は服薬せずに

生活できるなら、早くそうなりたいものです。


でも、社交不安障害強迫性障害という長年

連れ添ってきた悪友たちと縁を切らない限りは、

かなり難しいと感じています。










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卒業の春

本日は通院日でした。

クリニックに向かう途中、卒業式帰りと思われる

はかま姿の女性2人とすれ違いました。


その若く艶やかな姿が印象的で、一瞬振り返って

後ろ姿を見送りました。

雪がはらりと舞い降りる寒さと少し強い風の中で、

それに負けないくらい輝いて見えました。


現代は、和服も袴もいろいろなバリエーションが

あり、サイズの取り揃えも幅広いのでしょう。

華やかで羨ましいなと思いました。



ずいぶんと前の話ですが、短大の卒業式に、

私もはかま姿で出席しました。


しかし大柄(170cm強)な私には和服の袖が

短くて、肘を曲げてごまかしていました。

確か矢がすり模様の和服でした。



それから社会に出て32年が経ちました。

すっかりおばさんになった私は、あの頃

よりずっと人生に疲れてしまいました。


当たり前ですが、社会に出てからの方が

辛くて苦しいことが多かったなとつくづく

感じています。



診察で、近頃気分の変調が激しいことを

訴えたら、薬が1種類追加になりました。

心の中で、ため息をつきました。


「私も薬から卒業したい!」と思っても、

いつになるやら想像も出来ません。


怖いもの見たさで服用を止めたらどうなるか、

観察したい気持ちもあるのですが、結局

自分を追い詰めるだけなので実行しません。


13年近く精神科の薬を服用し続けているの

だから、きっと離脱症状が出るでしょう。


万が一、何の罪もない同居犬をネグレクトして

しまったら可哀想だし、同じアパートの住人に

迷惑をかけてしまったら申し訳ないし・・・。


先月受けた社会的適応性を知るための検査

(5種類)の結果が早く出ないかなと、

ひたすら願ってしまうこの頃です。










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思い込んでしまう

振り返れば、私は幼い頃から「思い込み」を量産して、

作り出した「思い込み」で自らを振り回して、周囲に

迷惑をかける失敗を繰り返してきました。


失敗をしてから「思い込み」だったと気づくのですが、

その行動を取っている際は、他の選択肢の存在など

まったく頭から消えています。


人から指摘されて初めて、自分の行動の愚かさに

おののき、恥ずかしさで逃げ出したくなります。


心ならずも、人から「頑固だ。」とか「自分勝手だ。」と

言われるのは、懲りもせずに無意識に失敗を重ねて

しまう悪い癖が抜けないからでしょう。



小学校低学年頃、好奇心からインスタントコーヒーを

飲もうとして苦かったので、更に加えれば飲みやすく

なるかもしれないと思って、粉を大量に入れてしまい、

母から大目玉を食らいました。



小学校中学年頃、洗濯機に洗剤をたくさん入れれば

汚れがよく落ちると思って、洗剤を大量に使いこみ、

両親にきつく叱られました。



中学生になって、家にあったミシンで見よう見まねで

裁縫をしていたら、裁縫に詳しい叔母から操作の

誤りを指摘され、故障の原因になるかもしれないと

注意されました。



この悪癖は大人になってからも治らず、失敗の度に

自己嫌悪に陥るのでした。



転職に失敗した背景には、この「思い込みの激しさ」

が、原因の一つだったと考えられます。


私の中では、ある業務をする場合はこのようにする

というパターンが決まっていて、それは長く勤務した

企業での経験によって培われたものでした。


転職先には、その企業のやり方(別の方法)がある

ことが想像できず、周囲の人に質問することなく、

無意識に自分のパターンでやってしまいました。


その結果、周囲から注意と非難を浴びてしまいます。

どうしてやる前に気づかないのかが不思議で、悔しい

気持ちでいっぱいです。



私の「認知」は相当歪んでいます。

どう修正すれば効果的なのか、悩みは尽きません。










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理由なき陥没

本日は、天気が良くて青空に吸い込まれてしまいそうな、

春の訪れを感じさせてくれる穏やかな一日でした。


それなのに私は、時計の音だけが響く部屋に閉じこもり、

同居犬をなでながら、取りとめのない思いに浸りきって、

何をする気にもなれませんでした。


どうして?どうして?どうして?

何も落ち込む理由がないのに、押し寄せる雑念に支配

されるがままに、意欲がどこかに行ってしまいました。


このまま埋没した生活も悪くないかもしれないなんて、

否定的な空想が浮かぶ度に頭を横に振って、「いかん!」

と自分を鼓舞しようとしても、気分はすっきりしません。


この無気力感はどこから来るのでしょうか。

ときどき、このように理由のない陥没に襲われます。



無理に抵抗してもどうにもならないと、どこかで悟って

いるのですが、素直になりきれません。


しばらくしたら、きっと上向いてくるに違いないという

消極的な期待に、いつものように任せるしかないのです。



時間が経てば犬も私も空腹になり、犬はともかく私の

身体は意思に関係なく、食物を口にして生存しようと

します。


一人暮らしは誰も世話をしてくれないから、自分の

世話は自分でするしかありません。


当たり前だけれど、この必然性が私を無理やり

救ってくれているのだということに感謝します。



「こんな日がたまにあってもいいじゃない。大事な

ことは明日、気分が良くなってから考えよう。」と

自らに言い聞かせ、課題を先延ばしすることに

しました。


一時停止からなるべく早く復活できますように、

自己暗示を試みています。










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諦めも肝要

2年前の春、私は新たな道を歩むために

遺品整理士の資格を取得しました。


その前年末に、5度目の転職に失敗し

「事務系の正社員」としての就職を断念

しました。


40代のうちに生活を立て直す予定が狂い、

私は失意の底にいました。


違う道を模索する中で、「遺品整理」という

仕事に興味を抱きました。


亡くなった人の意思を尊重しつつも、遺族の

悲しみに寄り添い、思い出の品の供養や

家電などのリサイクル、不用品の的確な

処分などの手伝いを請け負う仕事です。


社会に奉仕することが出来て、やりがいも

あるに違いないと思い、一念発起して

勉強に励みました。



そして遺品整理も扱う小さなリサイクルショップで、

短時間のアルバイト(雑用係)として働き始めました。


しかし6度目の転職だったこの職場でも、私は仕事に

慣れるのが遅く、またもや人間関係のトラブルを起こし、

遺品整理の現場に一度も赴かずに、退職せざるをえま

せんでした。




あれから2年近くが過ぎ、遺品整理士認定協会から

先日、会員更新の案内が届きました。


私は資格を更新しないことにしました。

遺品整理士として公的な活動はできなくなります。


それでも構わないのです。

はっきり言って、私には向いていませんでした。



人の気持ちを推測できない私は、気配りどころか

場にそぐわない失言をしてしまうかもしれません。


基本的に共同作業なので、人と調子を合わせる

ことが苦手な私は、周囲を苛立たせる可能性が

高いと思われます。


時には孤立死やごみ屋敷といった現場に立ち会い、

平常心でいられるほどの精神力もありません。



きっぱりと諦めます。

しかし遺品整理の勉強をしたことは、後悔して

いません。



人間関係が希薄になりがちな現代社会の事情を

踏まえつつ、遺品の供養や処理に関する知識と、

自らの生き方や終活についても考えを巡らせる

ことが出来ました。


生業には繋がらなかったけれど、良い経験に

なったと思っています。











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賞味期限は絶対厳守

昨日、夕食の準備をしていたところ、

久々に失敗をやらかしました。


買い置きのたまねぎが腐っていました。

たまねぎ1個、もったいない。


私は嗅覚が弱くて気づかなかったのです。

たまねぎは日持ちすると油断していました。

これからは購入日を書いておきます。



冷蔵庫の中身・調味料・缶詰等たいていの

食品は、賞味期限に注意しています。


賞味期限が切れたものは一切口にしません。

やむなく食べきれないときは、冷凍保存して

しのぎます。


これも強迫性障害の症状でしょうか。

困ったものです。


食品にもよりますが、賞味期限を少し過ぎた

ぐらいでも大丈夫そうなもの(調味料など)も、

感情が受け付けません。



その点、実家の両親は至って大らかです。


冷蔵庫のない時代に生まれたせいか、

冷蔵庫を過信しているのではないかと

やきもきするのは私と弟ぐらいです。



数年前、夏バテ防止用に経口補水液の

ペットボトルを数本、実家からもらいました。


賞味期限が切れたので中身をシンクに捨て、

ペットボトルも資源ごみに出しました。


実家から電話が来たときにその話をしたら、

「捨てるくらいなら、うちに持ってきなさい。」と、

母に叱られました。



私は、神経質すぎるのでしょうか。


ちなみに、市販の薬も使用期限が切れたら

もったいないけれど、さっさと廃棄します。


誤まって服用したり、塗ったりして副作用が

出たら怖いので。



たぶんこの性分は直らないと思います。










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賃貸に住み続ける理由

社会人になってから、引越を数回しました。


引越は、ある意味で人生の転機になります。

環境を変えることで、気持ちの整理が進み、

不要なものを処分してきました。



ただ引越を検討する際に、一度も住まいを

購入したいとは思いませんでした。


ずっと家賃を払い続けるくらいなら、ローンを

組んで、最終的に私有財産になる方が得だ

とする見解は、もっともだと思います。


生涯独身でいるだろうと予想していたので、

それが最良の手段だったかもしれません。


人生設計をしっかりと立てて、マンションを

購入した独身の友人もいます。



私もその気になれば、会社員時代にローンを

組むことが可能だったと思います。


実際、知人から何故そうしないのかと

問われたこともあります。



理由はいくつかあります。

・ 多大な借金は心の重荷になる

・ いつでも逃げ出せる

・ ローンを払い続ける自信がない

まあ、こんなところでしょうか。



私は自らの精神的・身体的脆弱性を、

無意識に危惧していました。


このまま平穏な生活が定年まで続けば

良いけれど、そううまくはいかないかも

しれないと、不安に駆られていました。


その不安が的中してしまった現在、50代を

迎えた私の終の住処は、何処になるやら。



人間、明日はどうなるかわからないから、

考えてもしかたのないことは、なるように

しかならないと、開き直ることにしました。










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壁をしたたる水

この頃は、北国でも春が近いと感じる日もあれば、

冬が居座っていると感じる日もあります。


冬と春が攻防を繰り広げるなか、私の心身も

ころころと変化します。


風が強く湿った雪が舞っている際は、何故か

片頭痛が気に障ります。

更年期のせいだと思うことにしています。



本日は、以前住んでいたアパートでの

アクシデントを思い出しました。


社会人になってから何度か引越をしましたが、

自分一人で決めた物件には、何故かあまり

良い所がありませんでした。


最初と最後(現在)の物件は、親・きょうだいの

意見を聞いて決めたのですが、割と満足して

います。


私には人を見る目がないのと同様に、住まいを

見る目も備わっていないような気がします。



ある年の3月上旬のことでした。

トイレの壁を水が縦にしたたり落ちて、床に

水たまりができていました。


隣接する洗濯機置き場の壁にも、同じような

現象が起きていました。


私の部屋は最上階でもないのに、まるで

雨漏りが起きているような感じです。


管理会社に連絡すると、大家さん親子が

連れ立って視察に訪れました。


部屋の様子を見て、「申し訳ありません。

原因を調べて対処します。」と言われました。



雨漏りの原因は、想定外のことでした。


ひとときの暖気で屋上の融雪が進み、融け

出した大量の水の勢いで、排水ダクトが変形

したらしく、あふれた水が室内に漏れ出した

ようです。


自然の勢いとはすごいなと思いました。

ダクトを修理しても、既に壁にしみてしまった

水はしばらく止まりませんでした。


その数日間、私は雑巾とバケツによる

拭き掃除に明け暮れたのでした。

幸い、家具・家電に被害はありませんでした。


勉強にはなりましたが、二度と同じ経験は

したくありません。



安心・安全・快適な住まいの条件とは、

天候の影響を受けないことが第一だと、

確信する出来事でした。










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