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ソーシャル・スキル

前々回の記事でも触れましたが、自閉症スペクトラムの傾向は

確かに認めるけれど、発達障害とは端的に断定されない私です。


主治医によると、その理由は一般的な対人対応ができている

からだそうです。


一般的な対人対応とは何かと、突き詰めて考えてみると

具体的には「相手も自分も傷つかずにお互いの意思や

主張を認め合う」ことだと思います。


これはあくまでも私の個人的な思考なので、違う見解を

お持ちの方もいるでしょう。


果たして、私は一般的な対人対応ができているのかどうか。

普段は寡黙な方なのに、一旦饒舌になると次第に話題が

ずれていく癖があるので、何とも言えません。


仮にできているとしたら、それは半世紀以上生きてきた中で

やっとのことで培った「消極的自己防衛法」ではないかと

感じています。


人見知りが強く、新しい環境に慣れるのが遅い私。


学校での集団生活がきゅうくつで、早く大人になりたいと

願っていたけれど、いざ大人になって社会生活が始まると

もっと目に見えない制約に縛られて、身動きできなくなって

しまいました。


私は想定外の問いかけや反応に対して、言葉が出てきません。

大抵の場合、言われるがままのフリーズ状態に陥ります。

ごくまれに反応できても、失敗の確率が高いようです。


受動的な私ですが、10代・20代の頃はそれなりに尖っていて

感情を爆発させたこともあります。

それによって相手も自分も傷つけました。


仕事にしても家事にしても、この場合はこのように進めることが

最適というようなパターンで覚えていくタイプなので、対人対応も

そのように覚えていったのだと考えられます。


覚えが遅くても、時間をかければ学習するものです。

他人との軋轢や摩擦を避けるため、後ろ指をさされないために

習得せざるを得ませんでした。


何故なら私は恐ろしく執念深いからです。

意図的に執念深い訳ではなくて、忘れようとしてもなかなか

記憶から消えてくれないので、忘れたい記憶を最初から

作らないための自己防衛法なのです。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

猛犬注意!

先頃、居住しているアパートの防火設備法定点検が

実施されました。


定期的に行なわれる防火設備やガス機器等の点検には、

有給休暇を取って必ず在室するようにしていました。


「不在の場合は、管理会社立ち合いのもとに入室させて

いただきます。」


このように注意書きがされていて、不在の間に入室される

のは仕方がないとしても、気分がいいものではありません。


今回の連絡が郵便受けに入っていたとき、ほとほと

困り果てました。

就労して日が浅いので、そう簡単に休みが取れる

はずがないからです。


この状況を回避するために、点検を請け負った業者に

電話をかけました。


「室内には高齢に差し掛かったチワワが一頭おり、警戒心が

非常に強いので吠えまくり噛みつくかもしれません。チワワは

心臓病を抱えており、興奮すると具合が悪くなるかもしれません。」


犬を口実に、何とか点検日をずらしてもらおうという作戦でした。


すると用意していた口実を言い終わらないうちに、

「それでは公共部分の点検だけにして、入室は

しないことにします。」

と、いとも簡単に了承してもらえました。


入室を免れてほっとしました。

交渉してみるものですね。


犬を口実にしましたが、満更うそでもありません。

同居犬は私に似て小心者なので、私がいない間に

見知らぬ人が入ってきたら、きっとパニックに陥る

でしょう。


できるだけ長生きしてもらいたいので、そのような

機会はこれからも避けていきたいと考えています。




30代前半、私にとって自室は「聖域」でした。

過度の確認癖が強迫性障害だと気づいていながら、

受診する勇気が持てずに、いつもピリピリとして

室内の物の位置等に異常なこだわりを持っていました。


現在は違いますが、その頃は家族や友人さえも

自室に入れたくなかった時期でした。


ある時、翌日の結婚式出席のために両親が

私のアパートにやってきました。


父は親戚の家に泊まることになり、母は私のところに

泊まりたいとのことでした。


自分以外に部屋の物を触られたり、動かされたりするのが

耐えられないと思い込み、母の申し出をあれこれ理由を

つけて断りました。


母は悲しそうな表情をしました。

なんて薄情な仕打ちをしてしまったのだろうと、

申し訳ない気持ちでいっぱいです。


母は覚えていないかもしれないけれど、何かの折に

そのときの話になったら、誠意をもって謝りたいと

思っています。




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傾向と断定の間

フルタイムの就労を始めてから2ヶ月半が経ち、

当初よりは少し落ち着いてきました。


そこで、昨年11月中旬に受給申請をした

障害年金のその後について綴ります。


結果としては、月に数万円受給しています。

審査が厳しいと伝え聞き、あまり期待していなかった

ので、ほっとしています。


受給できることはありがたいのですが、それに

至るまでのいきさつを自分の中で整理するのに、

時間が必要でした。



知能・適性検査において、処理速度と空間的・立体的

認知に凹があり、主治医からは自閉症スペクトラム

傾向は確かに認めるけれど、発達障害とは端的に断定

できないと言われている私です。


その根拠は「一般的な対人対応スキルがある」ことです。


強迫性障害に苦しみ、うつ病で休職しながらも、同一企業に

長期間勤めていたことと、ずっと一人暮らしができていること

から、生活上さほどの困難はないと考えられます。



受給申請の際は、「自閉症スペクトラムの二次的障害としての

うつ病」のニュアンスで、幼少期から現在に至るまでの辛苦

違和感・劣等感等、あらゆるマイナス面を網羅した申立書を

作成しました。


しかし2つの病名を記すことは許されなかったので、やむをえず

「うつ病」のみで申請しました。



障害年金受給申請では、請求方法が「認定日」と「事後重症」

とに分かれています。



「認定日請求」は、初診から1年半後の状態が障害に該当するか

どうかです。

「事後重症請求」は、ここ数年間の状態が障害に該当するか

どうかです。

簡略な説明で、誤解をまねいてしまったら申し訳ありません。



私は実質的に、両方行った形になります。


私の場合の「認定日」は、うつ病で休職後に復職した時期でした。

その数ヶ月後に再度悪化し長い休職後、なんとか復職できました。



2月中旬に年金機構から届いた封筒には、「年金証書」と

「不支給決定の通知」が入っていました。

私は状況が理解できず、精神保健福祉士さんに問い合わせました。


「認定日請求」が棄却されて、「事後重症請求」が認められたことが

わかりました。


前半の人生はさておき、近年の再就職に何度も失敗し不安定な

生活を余儀なくされた辛さだけは認められました。


それにしても、国の制度は複雑ですね。

私の心も複雑ですが・・・。




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キレが悪い

先週はわりと暖かだったのに、今週は冬に戻ったかのように

風が強く気温が低い日が続きました。

雪は消えてなくなったけれど、北国の春は浅いようです。


新年度の雇用契約更新で、安定の足掛かりを得ました。

最大の関心事が一段落したところで気が緩んだのか、

それから見れば些細なことに悩んでいます。


私の体温調節機能は幼い頃から乱調気味でしたが、

更年期のせいか数年来、頻繁に汗をかくようになりました。


暑い夏は大量に、春・秋・冬と季節を問うことなく

汗が滴ります。

一旦汗をかき出すと、ちょっとやそっとでは止まらない

キレが悪い体です。


2月から長距離通勤をしていますが、公共交通機関に

入った途端、暑くもないのにたらりたらり。


朝のラッシュ時は特に酷く、ハンドタオルを顔に押し当て

つつ、こまめに拭かないと汗が眼に入ってしまいます。

周囲を見ても、汗かきおばさんは私だけです。


公共交通機関から一歩外に出ると、真冬の寒気が

待っていました。

それでも汗が止まりきらず、頭・顔・首が一気に冷えます。


2月と3月は新しい仕事と環境に慣れるために気を張っていた

からだと思いますが、幸い風邪を引かずに済みました。


慣れた頃が危ない。

まだ肌寒い日が続きます。

汗の始末に限らず、健康には気をつけます。







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