ゼネラリスト・スペシャリスト
現在の職を得て、まもなく1年が経とうとしている。
長いようで短い1年だった。
やりたいことが次々と頭に浮かんでくる。
新卒入社で長期間勤めた会社を退職する決意を
固めたのは、ちょうど7年前のこの時季だった。
私は40代後半に差し掛かっていた。
未婚・子なし・犬一頭と同居中。
噂や人の気持ちに疎い私でも、周囲の重たい雰囲気を
感じ取っていた。
「なんで、いまさら。」
「次の職は決まっているのか?」
「実家に戻るのか?」
無謀としか映らなかったのだろう。
そんな憶測が背中に刺さったが、翻意しなかった。
異動で経理・総務・営業事務を渡り歩いた。
私は事務のスペシャリストになりたかった。
しかし、次の異動はまったく異質な部署だった。
業務・休憩時間ともに集団行動を求められる。
時には、接客や管理的な状況をこなさなければ
ならない。
会社は、私をゼネラリストにしたかったようだ。
幼少期から集団生活が苦手だった。
ずっと、それを隠そうとしてきた。
自分をごまかし、なだめて生きてきた。
強迫性障害に悩み続けた。
うつ病になって休職したこともある。
息が詰まりそう。
うつが悪化しそう。
無理だ!
直観に突き動かされて退職した末に、
5年10ヶ月間に及ぶ流浪生活を送った。
学びと挫折と、自分の正体を知り模索を
始めた期間。
家族・友人・知人・亡き同居犬。
医療機関と支援機関の方々。
「ありがとう。」を何度言っても伝えきれない。
これからも、いろいろなことがあるだろう。
この経験の記憶がある限り、きっと乗り越えて
いけそうな気がする。
長いようで短い1年だった。
やりたいことが次々と頭に浮かんでくる。
新卒入社で長期間勤めた会社を退職する決意を
固めたのは、ちょうど7年前のこの時季だった。
私は40代後半に差し掛かっていた。
未婚・子なし・犬一頭と同居中。
噂や人の気持ちに疎い私でも、周囲の重たい雰囲気を
感じ取っていた。
「なんで、いまさら。」
「次の職は決まっているのか?」
「実家に戻るのか?」
無謀としか映らなかったのだろう。
そんな憶測が背中に刺さったが、翻意しなかった。
異動で経理・総務・営業事務を渡り歩いた。
私は事務のスペシャリストになりたかった。
しかし、次の異動はまったく異質な部署だった。
業務・休憩時間ともに集団行動を求められる。
時には、接客や管理的な状況をこなさなければ
ならない。
会社は、私をゼネラリストにしたかったようだ。
幼少期から集団生活が苦手だった。
ずっと、それを隠そうとしてきた。
自分をごまかし、なだめて生きてきた。
強迫性障害に悩み続けた。
うつ病になって休職したこともある。
息が詰まりそう。
うつが悪化しそう。
無理だ!
直観に突き動かされて退職した末に、
5年10ヶ月間に及ぶ流浪生活を送った。
学びと挫折と、自分の正体を知り模索を
始めた期間。
家族・友人・知人・亡き同居犬。
医療機関と支援機関の方々。
「ありがとう。」を何度言っても伝えきれない。
これからも、いろいろなことがあるだろう。
この経験の記憶がある限り、きっと乗り越えて
いけそうな気がする。
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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体