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昔の夢

私が30代を迎えた頃、たぶん20年以上前のこと
だったと思う。

職場の話好きな上司から、将来の夢について
問われた。

返答に窮した私は、少し考えてから「ちょっと
快適な老人ホームに入ること」と言った。

上司は「また変人ぶりが出たな。」というような
表情を見せた。



集団生活が苦手であるという本質を隠して、
仕事中心の毎日を何とか乗り切り、生活の
糧を得ることが最優先だと考えていた。

休日はエネルギーを充電する時間で、
積極的に行動することはあまりなかった。

たまに友人に誘われて出掛けることが、
良い気分転換になった。

内側に向きがちな心には、外側を知る
刺激になった。


日々の生活に追われて余裕がなかった
私は、将来どうしたいか具体的な希望を
考えることを忘れていた。



亡き父方の祖母が晩年入居していた
老人ホームは個室ではなかった。

病気で入院するならともかく、余生を
過ごすなら絶対個室がいいなと思った
だけだ。

その希望を叶えるには少し多めの
老後準備金が必要だから、なるべく
浪費を抑えて貯蓄しようと考えた。



時は流れて、その希望が叶う確率は
限りなく低くなった。

長く勤めた企業を退職し、職が定まらない
期間が5年10ヶ月続いた。

雇用保険の失業給付・退職金・貯蓄は、
生活費へと変化していった。

経済的破綻を免れたのは幸運だった。



さて、確実に近づいてきた老後はどうする?

いろいろな広告を見ても老人ホーム等の
入居費用は、私には高額すぎて手が出ない。

一人暮らしを継続するには、心身の健康の
維持が最重要だと痛感している。

しかし、それがなかなか難しいと不安
募らせる私がいる。

「ケ・セラ・セラ(なるようになる)」で生きて
いくしかないなあ。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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