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配属その4

 およそ四半世紀ぶりに私は、再び営業事務に配属された。

営業事務には、新卒入社後3ヶ月しか在籍していなかったから、

甚だ浦島太郎に近い状態だった。

しかも、時代の流れと共に業務の進め方が変化していたので、

45歳の新人には覚えることが山ほどあった。


異動前に業務代行のため、仕事の一部は教わっていたが、

それは最低限の範囲に過ぎず、周囲のフォローもあったから

何とか無事にこなせることができた。

異動後に、このことを嫌というほど意識させられた。


私の指南役は、二回りも年下の後輩社員だった。

幸いなことに、私は歳の離れた彼女たちから仕事を

教わることに殆ど抵抗感がなかった。

逆に、人に教えるより教わる方が楽だと思っていた。

久方ぶりの新人気分に浸っていた。


しかし、現実はそんなに甘いものではないことに

まもなく気付かされた。

仕事内容は、絶え間なく時間に追われつつも

同時に複数の作業を行い、臨機応変な対応も

求められるという、私にとっては苦手なものが

てんこ盛りのメニューだったのである。


青息吐息の日々が始まった。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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