許せなくてもいい

私はたまたま、人生における喜怒哀楽の記憶

人より多く残っている性質のようです。


喜と楽の記憶を思い出すのは懐かしいのですが、

怒と哀の記憶を思い出すのは苦しいものです。


人によりけりだと思いますが、私の場合それらの

多くが画像つきで割と鮮明にできています。



なかでも「怒」の記憶は遥かな時を経ても、心を

激しく揺さぶられ「許せない」と感じてしまいます。


これまでの私は、「怒」の記憶を引きずり続けて

人を許せない自分を、人間としての度量が小さく

執念深くて、意固地な人間だと嫌悪していました。


人を許せない自分自身を許せなかったのです。



最近、タイトルに惹かれて読んだ本があります。

「許せないという病」  片田珠美 著   扶桑社新書


許せない思いに苦しむ人の事例や、対処法等が

記述されていました。



一番印象に残ったのは、「許せなかったら、無理に

許そうとしなくてもいい。」と語られていたことでした。


許せない自分を許せなくてストレスを抱えるより、

許せなくても「けり」をつけてしまう方が、余程

健全な生き方のようです。



「けり」のつけ方は人さまざまですが、関係を断ち切る

ことが手っ取り早い方法です。


私にとっては、目から鱗が落ちる内容でした。

人を許せなくても、もう苦しまなくていいんだ。


人間は神様や仏様ではないから、すべてに

寛容にはなれません。



それを自分に求めても、無理なものは無理です。


私の許せない人たちとは、もう会う機会はないでしょう。

それだけでずっと気が楽になりました。



現代社会には理不尽の種がたくさん転がっています。

○○ハラスメント、マウンティング、ブラック企業、

DV、虐待、いじめ、風評被害、ヘイトスピーチ等。


いつ誰が標的となってもおかしくない時代です。

抵抗力を高めて、目を凝らして「希望」や「喜び」の

種を探していきたいと思います。










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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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Re: おはようございます

かなさん、コメントありがとうございます。

そうですね。
理不尽な言動をされても、そうさせた原因は自分にあるかもしれないと、もんもんと悩むことがあります。

できるだけ執着しない、とらわれないようになりたいですね。

Re: No title

アオサギさん、コメントありがとうございます。

これまで「悩み」に費やしていたエネルギーと時間を、別のことに使えるようになるのは嬉しいことです。

こういった修正を続けていきたいと思います。

おはようございます

素敵な本の紹介をありがとうございます。
「許せなかったら、無理に許そうとしなくてもいい」という言葉、心に響きました。
私も、人を許せない自分を許せなかったり、何が起こっても自分のせいだと自分を責め、自己嫌悪に陥る自虐型の人間です。
「かなさんは攻撃が自分に向かう人だから」と先生に言われたことがあります。
春待つねこやなぎさんもそうなのではないですか?
許さなくてもいい、手を切ればいい・・・執着しない。
難しいですけど、心掛けてみようと思います。

No title

>「けり」のつけ方は人さまざまですが、関係を断ち切ることが手っ取り早い方法です。

いい本を読みましたね!
ねこやなぎさんにピッタリ合ったようですね。
そうやって「認知の修正」がなされていくとどんどん楽になれますよね。
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