目をそらし続けていた~4(奇妙な結末)

30代最後の夏頃から、私は徐々に壊れていきました。


うつ病の表向きの原因は、エネルギーの枯渇と部署

統合による動揺でした。


しかし、真因は「休日当番」業務がこなせないという

自信喪失と、表向きの原因が重なったことでした。



40歳の春に1ヶ月休職して復帰しました。


リフレッシュしたつもりが元の環境に戻ると息苦しくなり、

翌年の春に再発し、8ヶ月休職して復帰しました。



再復帰した私は、無理に自分を枠にはめることを

やめました。


無理せずに淡々と仕事をこなしていくだけで、

平穏に生活できればそれで良いと考えました。


体調が悪い日は会社を休み、気が進まない

宴会等は欠席しました。



「休日当番」業務は相変わらず苦痛だった

けれど、注意していてもミスしてしまうのは

仕方がないと諦めました。


「得意・不得意は誰にでもあるもの」と、

開き直っていました。



わたしがうつ病であることは、一部の上司

だけが知っていました。

(傷病名は自律神経失調症だった)


精神の脆弱性を知られてしまった諦めも

ありました。

しかし、強迫性障害を患っていることは

隠していました。




そのうち「休日当番」業務の苦痛が半減して、

少しずつ辛さを感じなくなる転機が訪れました。


45歳のとき、「営業事務」に異動になりました。


「休日当番」業務とは内容が違いますが、

たとえて言えば親戚のような業務でした。


その頃の私は、ある上司との関係悪化に

苦しんでいたので、異動は朗報でした。



初めて始終時間に追われる、マルチタスクを

求められる業務に就き、面食らいました。


苦労の末、3ヶ月余りかけて習得しました。



幸い人(職場)には慣れていたので何とか

なりましたが、慣れない職場ではもっと時間が

かかっていたでしょう。



私は仕事をシステム化・パターン化して覚えます。

頭の中でシステム化が完了しないと、作動しません。


システム化には時間がかかりますが、一旦覚えると

ぜんまい仕掛けはなかなか終わりません。


つまり付け焼刃はまったく役に立たず、納得しないと

動けない人間なのです。



「休日当番」業務は2~3ヶ月に1度の業務だったので、

回数を重ねてもできなかった訳がわかりました。




47歳で退職した際、辛かったうつ病発症の真因から

無意識に目をそらしていました。


それが転職の度重なる失敗に繋がる主因だったと、

ようやく結論が出たところです。










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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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Re: おはようございます

かなさん、コメントありがとうございます。

自分のことをすべて理解しているとの考えは、おごりだったかもしれません。

潜在意識は、心身と密接に関わっているものですね。

自分の不可解なところが明確になると、ある意味で達成感に似たようなものを感じます。

おはようございます

春待つねこやなぎさんは、過去を正面からみつめ分析することで、本当の原因をしっかりと自覚されたのですね。
辛い作業だったと思います。

覚えるのに時間がかかるけど、覚えてしまえば完璧!というのは、先方が時間的猶予を認めて下さればとても戦力になるというアピールポイントになりますよね!
少しの配慮で力を発揮できます!と自信をもって就活に望めますように。
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