灰色の中の灰色

先日の定期通院日に、主治医に対して

近況報告を兼ねた相談と依頼をしました。


障害者職業センターで受けた適性検査を含む

職業評価については、クリニックで受けた

知能検査及び心理検査の結果と、整合性が

あるとの見解でした。


障害者職業センターで受講している「発達障害

就労支援カリキュラム」の内容も伝えました。


概ね情緒は安定していて、就労に向けた活動が

できているとの診断で、薬や通院間隔は現状の

まま継続することになりました。



ただ、主治医の一言が心に引っ掛かりました。

「広汎性発達障害」という言葉が使われました。


発達障害の傾向があると自覚していましたが、

知能検査と心理検査の結果では、厳密には

発達障害」に該当しないと言われました。


ここにおいて、「広汎性発達障害」と初めて

聞いて、何だか違和感を覚えました。


思わず聞き返した私に対して、主治医は

「障害者職業センターの方も、そのように

判断したから、発達障害のカリキュラムを

勧めたのでしょう。」との答えでした。


実際に記入を依頼した「主治医の意見書」

には、「自閉スペクトラム傾向」の文言が

ありました。



後日、この一件についてセンターの担当

職員さんに尋ねました。


担当職員さんは、「私は医師ではないので

診断はできません。あなたの就労支援に

向いていると思ったカリキュラムが、たまたま

発達障害のカリキュラムと一致しただけです。」

との答えでした。



逆に言えば、発達障害のカリキュラムが向いて

いる私は、やはり発達障害の色合いが濃いと

いうことになります。



長らく生きてきたので、物事の白黒がはっきりと

わかる可能性は、圧倒的に低いことくらいは

理解しています。


まして精神的な症状は、健診の血液検査の

ように異常の数値が明確ではないから、

当然のことでしょう。


どうせはっきりしないことでも、わかる範囲まで

突き止めたいと願ってしまうのが、私の悲しい

習性です。


「グレーゾーンのグレーが少し濃くなっただけ。」

この一件は私の中で、このように決着しました。










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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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Re: おはようございます

かなさん、コメントありがとうございます。

発達障害的な気質は、誰でも多かれ少なかれ持っているものですよね。

その気質が強いか弱いか、生活上の困難があるかどうかで、「障害」か「個性」に分類されると考えています。

そうですね。
グレーなことを引きずらないように、自分なりにうまく納得するコツを身に着けたいと思います。

おはようございます

発達障害そのものが境界線のない障害なので、グレーゾーンでは「傾向」としか言えないのでしょうね。
健常者と障害の間は緩やかな連続体(スペクトラム)だから、「ここからが障害です!」とは言えない・・・
ただ、先生によって見解が違うので、グレーゾーンの私でも発達障害で手帳が取得できたのだと思います。

白黒つけたいのは、発達障害の性。
私も同じなので、よくわかります。
「グレーゾーンのグレーが少し濃くなっただけ。」と納得されたのですね。
世の中はグレーなことが多いですけど、自分なりの決着を見つけていくしかないですよね。
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