ほおずき

8月も終わりに近づくと、スーパーの売り場は

秋向け商品の陳列へと、徐々に移行していきます。


ここ数日間で、朝晩めっきり過ごしやすくなりました。

北国の短い夏はあっという間に駆け抜けていきます。



先日テレビを観ていたら、食用ほおずきの出荷が

始まったと報道されていました。


私はほおずきが食べられることを知らなかったので、

とても驚きました。


赤というより黄色に近い小さな実は、ほんのり甘い

味がするそうです。




ほおずきには、懐かしい思い出があります。


私が小学校中学年頃だったか、珍しく母方の

祖母が数日間、家に泊まりに来ました。


私は父方の祖母に溺愛されていましたが、

彼女は気性が激しい人で、人一倍可愛がって

くれた反面、怒ると怖い一面もありました。


それに比べて、母方の祖母はいつも穏やかで

優しく、叱られた記憶は一度もありません。

(母たちきょうだいには、厳しい母親だったそうですが)


母方の祖母は、赤いほおずきの実がなった茎を一本

持参していて、私にほおずきのおもちゃの作り方を

教えてくれました。


ほおずきの実を指でほぐしていき、中の種子を皮が

破れないように慎重に取り出します。


空になったほおずきの皮を吹き鳴らして遊ぶのです。

母方の祖母はとても上手に作りました。


一方の私は、不器用で種子を取り除く際に皮を

破ってしまい、一つも完成できませんでした。


それでも、にこにこと微笑んでいてくれました。


母方の祖母が逝って、15年が経ちました。

今でも晩秋になると、ふと思い出します。










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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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Re: おはようございます

かなさん、コメントありがとうございます。

時々、無邪気な子どもの頃に思いを馳せることがあります。

大人の世界はいろいろと面倒くさいけれど、そういう大人も昔は子どもだった。

そう思うと一時人間不信になったりしますが、人間嫌いにならずに済みます。

おはようございます

ほおずき、懐かしいですね。
私は母方の実家にほおずきが植えてあり、遊びに行くとそんな遊びをしたような・・・
ほおずき風船と呼んでいました。
もうその家も無人になり行くことはありませんが、懐かしい記憶がよみがえってきました。
ちょっとほっこり。
ありがとうございました。
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