そろりそろり

6月の平日は季節外れの暑さから始まった。

同居犬の死後プライベートでは泣いてばかりいたが、
一週間以上経過して涙も枯れ果てたのか、それとも
落ち着いてきたのか、ともかく泣かなくなった。

変なところから、現実を受け入れざるを得なくなる。
ごみ回収が有料化されてから、ずっと同じサイズの
ごみ袋を使用してきたけれど、ペットシーツや動物用
ウェットティシュを捨てなくなったので、量が激減した。
一回り小さいサイズでも大丈夫だと気づいたとき、
ため息をついた。

悲しくても時間が経てば空腹になり、喉が渇く。
暑さに汗が滴ると、入浴したくなる。
寝つきが悪くても、働き疲れていたら入眠する。

着るものがなくなるから洗たくするし、ごちゃごちゃが
過ぎると余計に気が滅入るので、仕方なく片付ける。

動作が遅い・手際が悪い(処理速度が遅い)と自覚
している私だけれど、いつもより更にのろのろと家事
をして身の回りを整えている。


支援機関の社会福祉士さん・精神保健福祉士さん
には、同居犬の死をメールで報告していた。

週半ばに、障害者職業センターの担当職員さん
(前担当者が転勤になり、4月から引き継ぎ)が、
来訪し面談した。

担当職員さんは支援機関と情報を共有している
ので、同居犬の死を知っていた。

私はポツリポツリと当時の状況・最近の状況を
語り、職員さんは静かに耳を傾けてくれた。
家族や動物病院関係者を除いて、直接口頭で
伝えるのは初めてだった。
話すことで、少し気分が軽くなったように感じた。

担当職員さんは私が仕事に支障をきたすこと
なく、日常生活もそこそこにこなしていることで
安心した様子だった。

安心と言えば、同居犬の死で私は母に大きな
心配をかけてしまった。
同居犬は私の次に母に懐いていたから、心中
穏やかではないはずなのに、何度も電話をくれた。
幾つになっても、親とはありがたい存在だ。


同居犬の火葬の際に、妹がスマホで撮ってくれた
画像を、本日やっとまともに見ることができた。
眠っているように横たわる姿が切なかったが、
取り乱すことはなかった。

こんなふうに、そろりそろりと私の日常は
変わりつつある。
そういうものなのだなあと、不思議に感じて
いる。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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Re: おはようございます

かなさん、コメントありがとうございます。

かなさん自身が難しい状況に身を置かれているなか、暖かい言葉をいただき、とても感謝しています。

> 心の中で膨らみパンパンになったものを誰かに聴いてもらえるって、本当にありがたいですね。

そうですね。
就労後もフォローしていただいていることで、心が安定へと向かいやすいように思います。

牛の歩みのようではありますが、少しずつ前に進んでいきたいと考えています。



おはようございます

少しずつ、日常が流れているようですね。
でもその日常にも小さな変化があって・・・
生活のそこかしこに、ワンちゃんの不在を感じてらっしゃるのですね。

担当職員さんと面談されたのですか。
後々もそうやってフォローしてくださるのは心強いと思います。
「話すことで、少し気分が軽くなったように感じた。」
・・・よかったです。
心の中で膨らみパンパンになったものを誰かに聴いてもらえるって、本当にありがたいですね。
でも、まだまだご無理なさらず、ゆっくりと日常を取り戻していってください。
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