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停電逃亡

今更明らかにするのも変ですが、私は北海道民です。
今回の地震で被災しましたが、停電だけで済みました。

亡くなられた方には深くお悔やみ申し上げます。
負傷された方、困難な状況にある方には心より
お見舞い申し上げます。



6日未明、激しい揺れに跳び起きたけれど
なす術がないまま朝を迎えた。

地震直後から停電していたので、スマホだけが
頼りの心細さが身に染みた。

実家に電話したが、誰も出ない。
妹に電話してお互いの無事を確認した。

まもなく職場から「6日と7日は、無理に出勤しなくても
よい。」との連絡が入った。


スマホで情報を確認していた。
私の失敗は、前夜スマホのバッテリー残量が気に
なっていたのに、充電を忘れてしまったことだ。
残量の少なさに、不安が増していく。

公共交通機関も信号も麻痺しているようなので
出勤を諦め、電気が復旧するのをひたすら待つ。

ガスと水道は大丈夫だったから、調理・手洗い・
トイレの心配はなかった。


停電により、電気のありがたさをつくづく思い知る。
入浴も洗たくも炊飯すらできない。
冷蔵庫の中身が腐らないうちに、食べきらなければ
ならない。


変化がないまま夕方になった。
スマホの残量がひっ迫してきたので、電源を切る。

薬を飲むために何とか食事をし、18時頃には辺りが
暗くなってきた。
横になって、眠くなるのを待つしかなかった。


7日朝になっても、停電は解消しない。
スマホの電源を入れると、実家から伝言が入っていた。

近所の電話ボックスから実家に連絡する。
実家と妹の家は、電力供給が始まっていた。

「もう耐えられないから、帰る!」と伝えて、
部屋に戻って荷物をまとめる。


私が幸運に思ったことは2つ。
地震の前々日、ガソリンを満タンに給油しておいた。
地震の前日、仕事帰りにメンタルクリニックに寄って
診察を受け、薬を切らさずに済んだ。

ガソリンスタンドに並ぶ車列に加わることなく、
精神的に混乱することなく実家への道路をひた走る。

信号機が稼働していない交差点が多数あった。
細心の注意を払って、通過するしかない。
道を譲りあうことも大切だ。


実家に辿り着いて、緊張がどっと緩む。
ずうずうしい娘は、洗濯機を使わせてもらう。

テレビで惨状を目にする。
悲しい。辛い。心が痛い。



実家に二泊して、先程帰宅した。
電気は復旧していた。
混乱は収束に向かっているけれど、人の心の
傷は深い。

北海道が立ち直るために、自分に何ができるか
考えよう。
今はこれしか頭に浮かばない。




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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

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Re: No title

かなさん、コメントありがとうございます。

独りで過ごすのは苦にならないけれど、非常時には不安が押し寄せる。
わがままな性分が露わになると、自信が揺らいでしまいがちです。

いろいろ考え始めると止まらなくなるので、現時点では
日常を取り戻すことを最優先にしました。

気持ちが定まると少しずつ緊張が抜けていく感じがします。
眠れます。食べています。大丈夫です。

No title

春待つねこやなぎさんも被災されたのですか。
大変でしたね。
というより、今現在もいろんな意味で進行形・・・
大変ですね。
今でも余震が続いていると聞きます。
夜は眠れますか?
お食事は大丈夫ですか?
体より心がお疲れだと思います。
どうかご無理なさいませんように。
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