FC2ブログ

遠い夏

 確か、小学校2年生だったと思う。

同じ歳の見知らぬ男の子と、長い時間話していた記憶がある。

男の子と普通に話をしたのは、その時が初めてだった

何故なら、私の周りにいた男の子は私をいじめるか、

無視するかのどちらかしかいなかったからだ。


 母の実家は海辺の町にあった。

山も迫っていて、海の幸・山の幸が豊富だった。

その男の子とは、夏休みで母の実家に泊まっていて

農道をぶらぶら歩いているときに出会った。

私たちはいろんなことを話した。

家族のこと・学校のこと・友達のこと・遊びのこと。

なんだかとても楽しかった。

もう顔も名前も覚えていない、遠い夏の思い出。



長く勤めた会社を退職して、再就職活動を始めた頃、

友人に「就活もいいけど、婚活もしたら。」と言われた。

「婚活」と言われても、ピンとこない。既に47歳。

ずっと気ままな一人暮らしをしてきたから、今更誰かと

一緒に暮らして、お互い気を遣い合うのはしんどいな

といったところが本音。この年齢になれば生活はもちろん、

健康・老後・介護・相続とかこまごまと面倒なリスクを共有

しなければならなくなる。そこまでして一緒にいたいと思える

人がいるかなと疑問がわいてくる。孤立死(孤独死)は、

寿命が尽きてしまったということで、ある意味仕方がない。

ただ、発見が遅れると周囲に迷惑をかけるから、速やかに

発見してもらえる手立てを考えておかなければならない

とは思っている。

 願わくば、40年以上前のような何の事情も考えないで

済む異性の友人がいたら、人生が面白くなるかもしれない。

私はお酒が飲めないから、ただの茶飲み友達のような関係。

想像にすぎないが、異性の目から見た事象の捉え方を知るのも、

新しい発見があって楽しいのではなかろうか。

勝手に想像してみるが、このご時世そんな余裕のある人は

なかなかいないでしょうね。




関連記事
スポンサーサイト



テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

コメントの投稿

非公開コメント

記事から探す
気になる語句を入力して「検索」をクリックしてください
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログについて
参加してます
最新コメント
最新トラックバック
ありがとうございます