きまぐれ脳

現在の職場で、仕事を教わった年下の先輩に不思議そうに

言われたことがあります。


「以前教えたのに覚えていないことがある一方で、教えて

いないのにできていることもある。」



私の円滑な社会適応を妨げている要因は、「業務の習熟や

新しい環境に慣れるのに人より時間がかかる。」ことです。


自分で勝手に「練習型」と名付けているのですが、子どもが

自由自在に自転車に乗れるようになるまでは、相応の練習が

必要です。



それに対して、これも勝手に「連想型」と名付けているのですが、

「次はこのようにすれば、うまくいくのではないか。」と感じて、

予感が当たった場合もあります。



私は就学以前からなんとなく、この「練習型」と「連想型」の感覚を

意識していて、その割合は練習型が9割で、連想型が1割程度です。


そして50年以上生きてきた現在でも、自分の脳が物事をどのように

練習型と連想型に振り分けているのか、よくわからないままです。


できれば連想型が消滅してもいいから、練習型の速度が上ればいいと

願ったことも少なくありません。


私の脳はおそらく持ち主の意向など無視して、気分次第で振り分けて

いるようです。


そういう特性なのだから、コントロールしようがないのだから、

それも我が身のうちなのだからと、ようやく納得して仲良く

付き合っていきたいと思えるようになりました。






テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム
ジャンル : 心と身体

取ったはずの杵柄(きねづか)

人生とは不思議なものだと、つくづく思う今日この頃です。


長らく勤めた企業を退職して、紆余曲折を経ること5年10ヶ月、

ようやく障害者雇用で就労が叶いました。


事務職ですが、図書室担当です。

所属部署から不定期に仕事を頼まれることもありますが、

ほぼ終日図書室で仕事をしています。



私が短大卒業と同時に図書館司書資格を取得したのは、

かれこれ30年以上前のことです。

司書として就職したかったのですが、求人数が極端に

少なく、一般企業に就職しました。



とうの昔に諦めた夢が、30年以上過ぎて意外な形で

実現した次第です。


もともと興味深かった仕事なので、過去の転職時より

ずっと抵抗がありません。


(事務は好きな仕事ですが、業種によって微妙に異なる

ところがあり、新しい環境に適応しやすく感じるという

意味です)



私が資格を取得した頃は、パソコンもインターネットもない

時代で、かろうじてオフコンが普及し始めた段階でした。

業務は、ほぼ手作業で行われていました。


現在は図書業務も様変わりして、システムで管理する

ことが当然かつ便利です。



うつ病が重症だったとき、自殺企図はなかったものの、

人生に希望が持てず消極的ながら自殺念慮があり

ました。



私の学び直しは始まりました。

面倒に思うどころか、少なからずワクワクしています。

生きていて良かったなと実感しているところです。




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年下の先輩

週の半ばから北日本を襲った暴風雪は、多数の人に

影響を及ぼしました。


亡くなられた方もいて、ご本人や周囲の方々の無念さを

思うと悲しい気持ちになります。


時に、人間は自然の猛威に対して無力さを実感します。

明日は必ずしも平穏とは限らない。


それならば与えられた生をまっとうしたいと、改めて

考えさせられます。



障害者雇用で就労してから1ヶ月余りが経ちました。

来週からは、いよいよ独り立ちします。


私が仕事を教わった人は、一回りほど年下と思われる

女性でした。


彼女は私の特性を理解し、私がどのようにしたら仕事を

覚えやすいか、常に配慮してくれました。


一つのことに注意が集中しがちで、関連する事柄や

周囲の状況に気が回らず、衝動的な行動をしてしまう。


些細なことにこだわって、優先順位を乱してしまう。

一度説明されたにも関わらず、覚えていないことがある。


質問に対する答えではなく、答えに辿り着く前の思考を

長々と言葉にして、結局答えになっていない。


ピントが外れた質問をしたり、予測不能な動作をする。

本当に扱いにくい、教えづらい人間だったと思います。


困惑させる要素てんこ盛りで、後になってから気づく私。

反省して「すみません。」というと、「大丈夫です。」と

返してくれました。


負担感や苛立ちを覚えたこともあったと、後半になって

正直に伝えられました。


それでも「今回のことは、いろいろ勉強になった。」との

感想をもらいました。


気立てが良くて、しっかりしていて、思いやりのある先輩。

彼女に出会えて、仕事を教わることができて本当に良かった。

感謝でいっぱいです。


近々、離れたところに行ってしまいます。

体に気をつけて、また活躍されることを祈っています。




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システム構築中

2月下旬になり少しずつ日が長くなってきました。

このブログを始めて、今日で丸2年が経ちました。


当初は心の中から湧きあがってあふれそうな思いを、

毎日綴っていました。

ブログの前半は「自分史」でした。


ブログを始める前の私は、それまでの人生そのものを

否定していました。


「自分史を書こうという人の気が知れない。」とさえ感じていて、

「悩みと恥ばかりの人生には何の価値もない。」と思い込んで

いました。


それまでの人生を否定すること=自分自身を否定すること

この大きな過ちを修正し始めたことによって、何より私自身が

救われました。


数多あるブログの中から訪問してくださったみなさま、

ありがとうございます。

その存在が大きな励ましになりました。



頻繁に更新していたブログも、今月は更新頻度が

ガクッと低くなりました。

フルタイムの就職が叶って日々思うことはたくさん

あるのですが、まだ余裕が持てない状況にあります。


新しい環境への適応に時間がかかり、仕事全体の

流れ(システム)を頭の中に構築してからでないと、

スムーズに進めない私です。


現在はシステム構築の真っ最中で、大半のエネルギーを

そちらに費やしています。


システム構築に成功したら少しずつ余裕ができてくると

思うので、またいろいろと綴っていきたいと考えています。

よろしくお願いします。




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ポーカー・フェイス

障害者雇用で就職してから、半月余りが経ちました。

休日の今日は、平日にできなかった雑用を片付けるうちに

あっという間に夕方になってしまいました。


歯科検診、日用品の買い物、雪かき、同居犬の通院、給油等々。

それに洗たく等の家事。


先月まで、いかに気ままに過ごしていたのかを実感しました。

だんだんこれが当たり前の生活になっていくとしたら、

時間の管理も少しずつうまくなるのでしょうか。



先日は、障害者として就労してから初めての通院日でした。

主治医には感謝の言葉と共に、職場での近況を詳しく報告

しました。


遠距離通勤はさておき、支援者のサポートと職場の理解を得て、

一般雇用での転職時よりずっと心の疲労が少ないと感じています。


一般雇用時には、帰宅してからもあれこれ考えすぎて眠りが

浅かったのですが、今回は心身の疲労度が程々なので眠りが

深くなった気がしています。


主治医は注意深く耳を傾けてくれましたが、この調子でまた

経過を見ていきましょうとのことでした。

服薬状況も変わりません。


私にとっては4番目の主治医ですが、いつも現実的で

冷静で、感情の動きがわからない印象があります。


自分の言動が患者に影響しないように、十分注意して

いるのかなと想像しています。


医師も人間なので、患者との相性もあるでしょう。


時には素っ気ないとも取れる感じですが、私は特に

不満に思うこともなく信頼しています。


幾多の挫折を目にしてきた主治医からしてみれば、

私はまだまだ油断できない段階にいるように見えて

いるのかもしれません。












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